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Hello Gamesの宇宙サンドボックス『No Man’s Sky』。本作のSteamユーザーレビューが、発売からおよそ5年の歳月をかけて、ついに「やや好評」に転じました。
本作は2016年8月13日にPC/PS4向けでリリース(Xbox One版は2018年)されたアドベンチャーゲーム。広大な宇宙を舞台に、自分の船でどこまでも自由に探索できる冒険、未知の生物や鉱石などさまざまな発見など、さまざまな要素が期待され、リリース直後にはSteam同時接続者数が20万人を超えていました。
しかし発売後のSteamレビューにて、「コンテンツで不足で単調」「値段と内容が釣り合っていない」「ゲームが頻繁にクラッシュする」などの意見が殺到してしまいます。さらに、発売から半月でユーザー数が90%減少するという事態も発生していました。
同社ではこうした厳しい評価を受け、さまざまなコンテンツアップデートを無料で配信し続けます。バージョン1.1「Foundation」では建築要素、バージョン1.5「Next」では正式にマルチプレイが導入されるなど精力的にコンテンツの追加が行われてきました。アップデートで少しずつ好意的な評価が増え、発売からおおよそ5年後の2021年9月、ついに総合評価が黄文字の「賛否両論」から、青文字の「やや好評」へと至ったのです。
2021年9月1日には、最新アップデート「Frontiers」を配信。プレイヤーが集落を管理できるようになる新機能のほか、新たな建築要素も多数追加されています。