「どうやってお金稼いでるの?」止まらない『No Man's Sky』の無料大型アップデート! 海外ファンが“資金源”の話で盛り上がる | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「どうやってお金稼いでるの?」止まらない『No Man's Sky』の無料大型アップデート! 海外ファンが“資金源”の話で盛り上がる

「無料アップデートを繰り返すHello Gamesのお金はどこから……」という議論、勃発。

ゲーム文化 カルチャー
「どうやってお金稼いでるの?」止まらない『No Man's Sky』の無料大型アップデート! 海外ファンが“資金源”の話で盛り上がる
  • 「どうやってお金稼いでるの?」止まらない『No Man's Sky』の無料大型アップデート! 海外ファンが“資金源”の話で盛り上がる
  • 「どうやってお金稼いでるの?」止まらない『No Man's Sky』の無料大型アップデート! 海外ファンが“資金源”の話で盛り上がる
  • 「どうやってお金稼いでるの?」止まらない『No Man's Sky』の無料大型アップデート! 海外ファンが“資金源”の話で盛り上がる

Hello Gamesが開発したオープンワールドアクションアドベンチャー『No Man's Sky』にて、大型アップデート「Worlds Part II」の配信が発表されました。こちらは新たなストーリーや惑星、動植物が追加される大型アップデート「Worlds」の第2弾で、更に広大となった宇宙がプレイヤーを待ち受けています。しかも無料アップデートです。

『No Man's Sky』は2016年のリリース以降継続的にアップデートを配信し、「Worlds Part II」でバージョン5.5になります。この相次ぐ無料アップデートを受け、海外掲示板Redditにて「無料アップデートを繰り返すHello Gamesの資金源はなんなんだ……」と言う議論が勃発しました。



確かに、運営型ゲームや個人開発の作品と違って『No Man's Sky』は買い切りゲームかつ、アップデートにも巨大な開発リソースが求められそうなゲームです。大型アップデート「Worlds」にかぎらず、他のアップデートにも少なからぬコストを割いているはず。どうやって9年間もの間、開発資金はもちろん、社員への給料を払っているのでしょうか?

これに海外ユーザーの議論は過熱。「Worlds」アップデートなどが「Hello Gamesがリリース予定の『Light No Fire』の開発を兼ねているのでは?」といった意見から、そもそものスタジオの規模について。さらには「個人投資家がいるのでは?」「Game Passでの継続的な収入かも」と“Hello Gamesがどうやってお金を集めているのか”ということを推測する流れが発生しました。

そんな中で、あるユーザーは直近の「過去30日間のレビュー」に着目。1,719件の新着レビューがある(つまり現在も売れ続けている)としたうえで、コンソール販売などを加えると数万ドルほどの収益になるのではと推測しました。『No Man's Sky』の販売本数も加味したならば、誰かが独占的な給料を取らないかぎり、まだスタジオが維持できるとかなり納得のできる言説も投稿されます。


同じく無料アップデートが続く買い切りゲームには『Terraria』なども挙げられますが、これにも同じことが言えそうです(『Terraria』を開発したRe-Logicは新作ゲームを発表していますが)。莫大な売上を基礎に、現在でも古くならないゲーム性、そして無料アップデートによる新規ユーザー参入などが大きな支えになっているのかもしれません。

どちらにせよ、『No Man's Sky』の2024年に配信された「Worlds Part I」を始めとした「Worlds」アップデートはさらなる“世界の拡張”を成し遂げています。久しぶりに『No Man's Sky』が遊びたいな……と思った方は再びプレイし、まだこれからの方も新規購入またはGame Passでのプレイで挑戦してみてはどうでしょうか?



No Man’s Sky -PS5
¥6,050
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:高村 響,編集:キーボード打海

ライター/ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

+ 続きを読む

編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. まさか本物なわけが…お笑い芸人のYoutubeアカウントが『CS2』プロプレイヤーのライブ配信映像に乗っ取り被害―一時は登録者数遥かに上回る視聴者集まる

    まさか本物なわけが…お笑い芸人のYoutubeアカウントが『CS2』プロプレイヤーのライブ配信映像に乗っ取り被害―一時は登録者数遥かに上回る視聴者集まる

  2. 「リザードン」型の「チートス」が発見される。オークションにかけられ落札提示価格は100万円を突破

    「リザードン」型の「チートス」が発見される。オークションにかけられ落札提示価格は100万円を突破

  3. Steamに突如スクショ無し説明無しの名無しゲーム現る。ストアそのもの使ったARGの可能性も、審査の隙をついた行為に賛否の声

    Steamに突如スクショ無し説明無しの名無しゲーム現る。ストアそのもの使ったARGの可能性も、審査の隙をついた行為に賛否の声

  4. 約10平方kmの都市マップで30人のギャングが奪い合う!『タルコフ』系ローポリPvPvE『OUTLAWED』現地3月3日までの期間限定デモ版配信

  5. Vault Boyとのツーショット撮影も可能!『Fallout』グッズ販売やフォトスポット設置の期間限定ストアが渋谷/心斎橋PARCOにて3月に開催

  6. シリーズお約束の決め台詞も!ネトフリ版アニメ『Devil May Cry』二丁拳銃で戦う新映像公開―原作「ネロ」声優が「ダンテ」を吹き替え

  7. 『ポケカ』に“メガシンカ”が登場!新シリーズ「ポケモンカードゲーム MEGA」発表【Pokémon Presents】

  8. 『スカイリム』発売直前2週間で執念の人力バランス調整がされていた―AIシミュレーションには限界があると元開発者語る

  9. 「RTA in Japan」がTwitch上のダイジェスト映像をすべて削除へ―2025年4月から実施されるダイジェスト&アップロード100時間制限発表を受け

  10. 牧瀬紅莉栖ら4人がバニーガール衣装でお祝い!『シュタゲ』15周年記念オンラインくじが発売ー新規描き下ろしイラストグッズがラインナップ

アクセスランキングをもっと見る

page top