
Valveは、携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」にアンチチートサービス「EAC(Easy Anti-Cheat)」を簡単に追加できるようになったと発表しました。
「EAC」は『Apex Legends』や『Dead by Daylight』などに用いられている、Epic Gamesが提供しているアンチチートサービスです。昨年には本機への正式サービスが報告。そして先日、既存のEACゲームに対する本機のサポートを、新サービスとの統合やSDKバージョン、ゲームバイナリのアップデートなしで追加できるようになったと発表されました。
昨年にはアンチチートサービス「BattlEye」が互換レイヤー「Proton」に統合され、開発者がBattlEyeにタイトルを連絡するだけで有効化されるようになりました。これらのアップデートにより、大手アンチチートサービスを本機で簡単に利用できるようになります。
「Steam Deck」の初期販売地域はアメリカ、カナダ、欧州連合、イギリスで、2022年2月に出荷開始予定です。