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UBM Technologyは、自身が主催するゲーム開発者イベント2022年度Game Developers Conference(GDC)に先駆けて実施した、アンケート結果のレポートを公開しました。
今回公開されたレポートは、主に現在や将来のゲーム業界のトレンドに着目した、2,700人以上のゲーム開発者対象のアンケート結果に基づくもの。レポートによると、一部ゲーム企業が行なっているNFT事業について、対象となった70%の開発者は「興味無し」と答え、さらにNFT購入によく使用される“暗号通貨”についても72%が関心を示しませんでした。
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一方でデジタル市場調査企業Interpretが公開したアンケート結果では、「ゲームをプレイしながらNFTを獲得するのに興味がありますか?」との質問にゲーマーの57%が興味を示しました。このアンケートは「NFT/暗号通貨ゲーミングパネル」から選ばれた1,500人を対象にしていることから、サンプルには“元々NFTに興味のある人が多かった”可能性が考えられます。
しかし同社のシニア・バイス・プレジデントであるジェシー・ディヴニッチ氏は、このサンプルは「声の大きい少数派の意見を抑えるのに十分な大きさだ」とコメント。ハードコアゲーマーの多くがNFTに抵抗を示している現状を指摘し、多くの人がNFTに賛同しつつも、少数のゲーマーが強い拒否感を示しているとの見解を海外メディアに語りました。
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またGDCによるレポートには、他にも現在開発者が取り掛かっているプラットフォームや、過去1年の勤務時間のアンケート結果などが記載されています。