陣地構築が得意？敵を近寄らせたくない？
そんなあなたはきっと…“ワットソン”タイプ！
Apexゲーム内では「静的防衛者」と記される「ナタリー“ワットソン”パケット」。Apexゲームの主任電気技師の父親に育てられ、自身も天才的な頭脳を持ってApexゲーム内の「拘束変性リング」（時間経過で迫ってくるアレ）を製作した筋金入りの天才肌な彼女ですが、不幸なことにリングの完成日に父親が他界。絶望に打ちひしがれていたところ、「ともにアリーナへと戻ろう」と誘う戦闘集団（他のレジェンド）が現れ、新たな居場所を見つけたワットソンは友とともに戦い続けている…という重いバックストーリーを持つレジェンドです。
また、「最年少」として登場したレジェンド（現在はランパートが更新済）でもあり、プレイヤー間ではそのまま「ワットソン」や短縮した「ワトソン」、さらに短縮した「ワト」、愛らしく「わっちょん」などと呼ばれている印象。過去にストーリーで絡みがあり、ゲーム内でも特に反応を示すレイスとカップリングで描かれたファンアートもよく見かけます。
現状のワットソンは「守り」に特化したキャラクターです。敵にダメージとスロウ効果を与えるフェンスを設置する戦術アビリティ「周辺セキュリティ」（通称フェンス）、飛来する投射物を全て迎撃し、効果範囲内にいるレジェンドのシールドを回復するアルティメット「インターセプターパイロン」（通称パイロン）。アルティメット促進剤の携行数が増加し、使用すると即座にフルチャージ。パイロンの効果範囲内に入ると戦術アビリティのクールダウンが短縮。ダメージを受けていない間、シールドが少しずつ回復…。と盛りだくさんな効果のパッシブアビリティ「天才のひらめき」といった能力の持ち主で、同じく「守り」を得意とするコースティックと比較すると、ガスで敵を攻撃する「オフェンシブな守り」に対し、ワットソンはアビリティによる封鎖や建物の確保、籠城を行う「よりディフェンシブな守り」を得意としています。
ワットソンを使いこなすためには「得意と不得意の見極め」が要。建物内での防衛戦闘には滅法強い反面、平地では力をフルに活かせない場合が多く、そもそも能力的に「攻める」「逃げる」ことが苦手と、使いこなすには「本作の基礎的な動き」に「防衛して有利な位置の確保」などの＋αの経験や動きが必要となってきます。やや玄人向けのレジェンドになっていますが、初心者の方は「今の状況」「周辺の地形」「建物の構造」「リングの収縮と安置」を特に意識すると良いかもしれません。
一方で
インターセプタ―パイロンで味方の投射物を消してしまう
フェンスを置いて慢心していたら侵入される
クリプトのEMPで全てが塵と化す（ワットソンに限らず設置系キャラで起こる現象）
となることには要注意……。「パイロン」は敵味方の判別なくすべての投射物を全て迎撃するので、場合によっては味方のグレネードや、最悪はアルティメットを台なしにしてしまう場合もあります。設置した時は、味方に一言「〇〇にパイロン置いたよ」と報告すると良いでしょう。また、固めた建物を1回のEMPで崩されるのは非常に「クる」ものがありますが、即座に攻め込んでこないようであれば促進剤を使用し、アビリティリチャージの高速化も使用して構築し直していくのも手。
そんなワットソン、これまで「パイロンの同時設置数が減る」（過去には3つ同時に置くことが可能な時期もありました）、「パイロンの稼働時間の変更」（永続⇒90秒⇒現在は永続）と諸々の調整はあったものの、根本的な能力の変更は行われていません。
ワットソンに最も大幅な調整が行われたのはシーズン11開幕と同時に行われた調整の数々。中でも「周辺セキュリティ」のクールダウンが大きく減少したことは特筆すべき事項でしょう。それまではフェンス1つにつき30秒、実際に設置するとなれば実質クールダウンは1分となる代物で、長いクールダウンを補うべく「天才のひらめき」が存在していましたが、それでも、いつでもどこでもパイロンを設置できるわけではなく使い勝手の悪さが課題となっていました。長いクールダウンが半減（30秒から15秒）したことで咄嗟にフェンスを作成したり、建物を防衛する上でアルティメットに完全に依存せずともある程度は陣地の構築が行えるようになるなど、使い勝手が非常に大きく向上しています。
こうした調整を経て、ワットソンは「徹底的なディフェンス」という能力を、周囲の環境と兼ね合いつつも伸ばし続けてきました。先に紹介した通り、本作に登場するレジェンドの中でもトップクラスに「得意と不得意」が分かれる能力の持ち主ですが、落ち着いて「チームが強い環境」を維持していきたいところ。そのためには味方との連携も重要になってきます。
ワットソンを使いこなすためのラッキーワードは「知識・経験・コミュニケーション」。彼女のように一瞬のひらめきを見逃さず、臨機応変に陣地を構築してチームメイトとともに勝利を目指していきましょう。
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すべての守りを破壊する すべてに復讐する
