ユービーアイソフトは、タクティカルシューター『レインボーシックスシージ』のYear7S1「Demon Veil」で追加される日本人オペレーター“AZAMI”について、同社のアクションゲーム『アサシンクリード』との意外な接点を明らかにしました。
新オペレーターの“AZAMI”こと「藤原“Azami”加奈」は、かつて警視庁に所属していた日本人女性。クナイ型の固有ガジェット「KIBAバリアー」は、投げて刺さった場所に防弾性のバリアーを発生させる能力を持っています。
海外メディアPCGamesNでは、彼女のガジェット使用モーションが同社の『アサシンクリード』シリーズの「アサシンブレード(hidden blade)」にインスパイアされているのではないかと指摘。『レインボーシックスシージ』のクリエイティブディレクターAlex Karpazis氏へインタビューしています。
Karpazis氏は“AZAMI”について「初期デザインでは日本人とは知らず、使用するのもバタフライナイフのようなものだった」とコメント。AZAMIというキャラクターを作り出した際に、キャラクターの背景やデザインに合うような今のクナイ型に変更されたようです。
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そして『アサシンクリード』との関連性について、現在の開発スタッフに「アサシンブレード」のリギングに関わった人物がいることを明らかにしています。決して意図していたわけではないが技術を持つスタッフがいて、それを『レインボーシックスシージ』の世界に反映させるのは「とても楽しかった」とコメントしています。
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なお、壁を修復するという能力を持つオペレーターのアイデアは以前から存在していました。5年前には“Patcher”、1年前には“Flubber”というプロトタイプのオペレーターがおり、AZAMI誕生までは長い道のりがあったようです。