プレイする日を楽しみにしているゲームほど、発売延期の発表は残念なもの。それが人気タイトルであれば、落胆する声も比例して大きくなります。
先日延期が明らかになった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編(以下、『ゼルダの伝説 BotW』続編)も、国内外で高い注目を集めている期待作のひとつ。本作は2022年内のリリース予定でしたが、発売時期が2023年春に延期されました。
この発表を受け、残念がる声や落胆するコメントがSNSなどに上がっていますが、一方で延期を容認したり、むしろ肯定的に受け入れている方もかなり目立つ事態になっています。
リリース延期という残念な発表を、なぜこれだけ多くの方々がポジティブに捉えているのか。その理由を大きく3つに大別し、実際の声と共にその背景に迫ります。
■早期発売よりも完成度の高さを求める声
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一日でも早く遊びたいのは、待ち望んでいるユーザーに共通した想いでしょう。しかし、必ずしも最優先事項ではなく、完成度の高さを重視する方も多数。早く発売されるよりも、時間をかけて完成度を高めて欲しいと願うユーザーも多く、こうした方々が今回の延期を受け入れる姿勢を示しています。
「期待している大作なのでしっかり作って欲しい」「もう少し待たされるのは少し寂しいですが、納得のいく良い判断だと思います」「面白いモノを作って頂けるなら、何年でもお待ち致します」などのコメントがTwitter上を賑わせており、期待作ゆえに腰を据えて待つ構えを多くの方が見せました。
このほかにも、「延期歓迎! きちんと出来てからの発表でも良いと思います」「発売延期は残念ですが、延期した分楽しみな気持ちが増えました」とポジティブに受け止める人や、「早く遊びたいけど、開発期間が短いとかえって不安になる」と無理やり完成させる懸念への反動から延期を受け入れる人もいるなど、その反応は多種多彩でした。