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アイスランド・レイキャビクにて開催中の『VALORANT』国際大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavík」。日本代表チーム「ZETA DIVISION」は、世界の強豪を死神の如く撃破し、ローワー(敗者ブロック)準決勝まで勝ち進みました。これに勝てばグランドファイナルという局面で相まみえるのはNA地域代表の「OpTic Gaming」。
4月24日にBO5(3マップ先取最大5マップ)で行われたこの戦い。1stマップ「ヘイブン」でピストルラウンドをしっかり取りつつ、先にマッチポイントを点灯させることに成功するも、オーバータイムの末にラウンドスコア13-15で惜敗。続く2ndマップ「フラクチャー」もNEONを活用した見事なセットアップで13-5と敗北。後が無いZETAは3rdマップ「バインド」で全体を通してOpTicの背中を追う状況から脱せず、流れを手繰り寄せる機会を得られずに8-13で敗北します。
マップスコア0-3でOpTic Gamingが勝利という結果になってしまいましたが、常にどちらがラウンドをとってもおかしくない状態が続く大健闘だったと言えるでしょう。
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試合後の公式配信インタビューでLaz選手は「新たな壁を感じた」と語りました。今大会を3位という順位で締めくくったZETAの躍進は、今後の『VALORANT』国内競技シーンひいては国内eスポーツシーンにとって大きな分岐点となること間違いありません。