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噂のあの戦艦は1隻およそ2万円!『World of Warships』ゲーム内でのオークションにて武蔵が出品される

『World of Warships』にてゲーム内でのオークションが行われました。一番の目玉である「武蔵」はおよそ40000ダブロン、日本円で1万8千円程度での落札が報告されています。

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Wargaming.netが運営するオンライン海戦ストラテジー『World of Warships』にて、6月2日から6月6日の日程でゲーム内でのオークションイベントが開催されました。

本イベントでは装飾アイテムである旗や限定艦長、ゲーム内アイテムである石炭に加え、一番の目玉としてTier9日本プレミアム戦艦「武蔵」が出品されました。

命中すれば自動的にダメージとなる多くのゲームと異なり、撃角による跳弾や装甲圧による非貫通・過貫通といったやや専門的なルールを特徴とする本ゲームでは、彼我の位置関係と姿勢制御による防御は必須テクニックです。特に直撃すれば大ダメージとなるAP弾やSAP弾は跳弾による無効化が可能であることから、艦首艦尾の装甲部や甲板での跳弾は常に意識しておかねばなりません。

一方で、本ゲームには強制貫通というシステムもあり、砲口径が命中箇所の装甲よりも一定以上大きい場合には前述の跳弾判定を無視し、貫通判定に移るというルールもあります。加えて、「武蔵」は本来Tier10である「大和」と同型で、デチューンされた能力こそあれその強烈な貫通力は健在です。これにより、特にマッチング帯でも一定以下の装甲しか有しない船からはあらゆる距離と位置においても痛打を浴びせてくる強艦として、この「武蔵」は恐れられてきました。

当初はフリー経験値による交換で実装され、後に石炭による交換となり、その後交換停止となった「武蔵」は、獲得しようとすれば年末にだけ発売されるクリスマスコンテナか、極稀に入手できるスーパーコンテナからしか入手が不可能で、入手手段の少なさから強さと貴重さを兼ね備えたいわば「実用的なレア艦」としてみなされてきました。

今回のオークションイベントですが、既に終了し落札者にはそれぞれのアイテムが引き渡されています。一番の目玉である「武蔵」は、ゲーム内専用の課金通貨である40000ダブロンにて獲得したとの報告がなされており、円換算ではおよそ2万円程度となっています。

現在発売されているTier9プレミアム艦はおよそ9千円、過去に発売されたコラボ艦船であるTier10日本プレミアム戦艦「ARP yamato」が35000ダブロン、同じくTier10イタリアプレミアム巡洋艦「Napoli」がおよそ1万6千円での発売だったことから、より同Tier比でおよそ2倍、Tier10と比較してもより高い値での落札となった模様です。

交換停止となった艦船、特にレア艦として名高い「武蔵」が提供されたことから、今後同様に交換停止となった艦船がどのように扱われるのか。逃した艦船があるプレイヤーには特に目が離せないイベントだったのではないでしょうか?

※ UPDATE(2022/06/09 16:20):画像を差し替えました。


《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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