高難度協力ホラーFPS『GTFO』を開発したスタジオ、10 Chambersのクリエイティブディレクター兼CEO であり、『Payday』シリーズ2作のゲームデザイナーでもあったUlf Andersson氏はGamescom2022での海外メディアNMEによるインタビューで、同スタジオによる次回作が新作協力強盗FPSになることを明かしました。
同氏は強盗ゲームジャンルに対してまだやりたいことがあると感じたことを認め、「まだ未完のように感じるよね?」「(本ジャンルに)きちんと向き合わなければいけない」と語り、「だから私にとって本作は、ただ作らなければいけないゲームだ」と続けています。新作は協力強盗FPSを基本とするとしながらも、テクノスリラーの要素も取り込まれており、「SF本をたくさん読んで影響を受けた。サイバーパンクが想起されるあらゆるものを思い浮かべてほしい」とも述べています。
Andersson氏は 10 Chambers の次のゲームはおそらく『Payday』とは大きく異なるものになると言い、「絶え間ないシューティングにはならないだろう」「『Payday』は、増え過ぎたアクションが増えたままになるという大きな問題を抱えていた。」と続けました。また、今後のゲームは『GTFO』よりもプレイしやすいように設計されていると説明し「ハードコアなものは含まれない」と述べています。
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さらにほかの協力プレイタイトルについて「『Left 4 Dead』を例にとれば、劇的なゲーム体験が得られることは良いが、プレイヤーがただその場面に偶然居合わせただけで自分の行動が何も影響を与えていないように感じられる。私たちのゲームはそうならないようにしたい。『GTFO』はまさにそれを目指したものだ。」と言及しています。
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作品名やリリース日はまだ決定しておらず、「変更する可能性があるため、名前は付けていない」「過大な約束や締め切りの超過を避けたいのでリリース日は決めていないが、現在プリプロダクション中で、かなり急速に進んでいる。」と同氏は述べています。