数々の名作を生み出してきた開発スタジオNaughty Dogですが、先日発売されたばかりのリメイク作『The Last of Us Part I』内で次回作に関するものが示唆されているようです。
今回発見されたイースターエッグでは、ドラゴンやヤギのような生物が描かれたイラストが確認できます。まだ確認できる情報は少ないですが、『The Last of Us』とも『アンチャーテッド』とも異なるファンタジーな世界設定の作品のように見えます。
また、同社のシニアコンセプトアーティストであるHyoung Taek Nam氏が昨年ArtStationに投稿したイラストでは、ドラゴンらしき死体に座る女性が描かれています。『アサシン クリード ヴァルハラ』にインスパイアされたというこのイラストですが、「何のことかわかりますよね…」と意味深な発言をしていることから、次回作と思われるファンタジー作品に関係している可能性も。ニール・ドラックマン氏など同社のスタッフは、今年2月に複数のプロジェクトを進行していることを明かしており、今回示唆されているものもそのうちの1つかもしれません。
Naughty Dogがゲーム内のイースターエッグで次回作の内容をほのめかすのは、今回が初めてではありません。2011年にPS3向けに発売された『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』の中では、次回作に関するイースターエッグが隠されていました。
その内容は、パブに置かれた新聞記事に「科学者たちは死に至らしめる菌類をまだ解明できずにいる」と書かれているもの。当時の次回作であった初代『The Last of Us』のことを指していると考えられます。とはいえ『アンチャーテッド』と『The Last of Us』が同じユニバースの物語というわけではなく、あくまでお遊び的な隠し要素です。
Naughty Dogは今後、PS向けに発売済みの『The Last of Us Part I』および『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』を、PC向けに発売することを予定しています。そのほか完全新作などはまだ明らかになっていませんが、どのようなものが見られるのか今から期待が膨らみます。