発売以来様々なModが作られ、もはやMod界隈の代表的存在とさえ言えそうな『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』。そのひとつとして9月初めに新しくリリースされたMod「Infinity UI」と「Compass Navigation Overhaul」がユーザーから人気を集めています。
「Compass Navigation Overhaul」は『ウィッチャー3 ワイルドハント』、『Horizon Zero Dawn』、『ゴッド・オブ・ウォー』、『アサシンクリード』といったタイトルにインスピレーションを受けて作成された、『スカイリム』の「画面上部に表示されるコンパス」を刷新するMod。現在見ているランドマークの名前、現在地からの距離、ターゲットが上または下にある場合の高低差を示す矢印が追加され、距離表示をフィートとメートルで変更することまで可能になります。

さらに、受注可能なクエストマーカーに近づくと、そのクエストの現在の目的がクエストリストウィジェットの横にポップアップ表示され、メニューに戻る必要もなくなります。また探索中、未発見の場所、近くの敵の場所、ドアの後ろにあるマーカーを表示するかどうかを選択することもできます。

この「Compass Navigation Overhaul」を使用するための前提Modとして「Infinity UI」の導入が必要となりますが、こちらもなかなかの優れもの。「Infinity UI」の導入により様々なUI Mod間の非互換性が解消され、それぞれのUI 要素を個別に変更できるため、HUD とメニューを完全に自分好みにカスタマイズできるとのことです。
このModに対して海外掲示板Redditユーザーは「革命的」や「人生を変える」とまでのコメントを残しており、大変な人気が伺えます。リリースからは相当の時間が経っている『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』ですが、こうしたModを導入することで最新のゲームにも負けない“快適さ”でプレイすることもできる様子。『スカイリム』に限らず、昨今のMod界隈ではこういったUIやシステム面の改善に関わるModが人気となっています。現実社会でも叫ばれがちなQoLの向上がゲーム界でも重要視されだしているのかもしれません。