海外Mod制作者のBoris Larin氏は『METAL GEAR SOLID 2: SONS OF LIBERTY(メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ)』(以下、『MGS2』)を『METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE』(以下、『MGS3』)風の肩越し視点でプレイできるMod「Metal Gear Solid 2 - The Substance Of Subsistence」を、現地時間11月5日に公開します。
『MGS2』は一部稼働可の固定カメラによる制限された視点でプレイするゲームでしたが、本Modを導入することで『MGS3』拡張版で追加された、自由に操作できる肩越し視点でプレイができます。Larin氏はTwitter上で、年末年始にかけてMGSをプレイし直している際にこのModを思い付いたとコメント。『MGS3』には海外でもPC版が存在しないため、PS2およびPS Vitaバージョンのコードからリバースエンジニアリングする必要があり、開発は難航したそうです。
今回のMod制作を通して氏は「MGSのゲームエンジンはOS設計に近く、優れたプログラマーによって作られていると感じた」と言い、「困難は多かったがとても楽しんで作ることができた」とも述べています。
本Modは『MGS2』拡張版Substance発売20周年となる現地時間11月5日の公開を予定しており、氏は「ゲームの20周年を記念してファンに待望のギフトを贈ることができてうれしく思う。」と締めくくっています。Game*Sparkでも20周年に合わせ特集を組んだ本作、発売から20年を経た今も愛される不朽の名作と言えるでしょう。
なお本ModはPC版『MGS2』の正規品が必要となっており、現時点ではそちらは日本向けには販売されていないためご注意下さい。