Valveは、同社開発の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」が海外で予約を挟まず直接購入できるようになったことと、公式ドックステーションの海外向け出荷の開始を発表しました。
「Steam Deck」は販売開始以降、現在まで予約によってのみ購入が可能でしたが、今回同社は「Steam Deck」ページのニュース内にて、その時点での予約全てへの対応が完了し、予約無しでの購入を開始したことを明かしています。ただ、注文量に出荷処理能力が追い付かなくなった場合には納期の延長や、予約方式への再転換の可能性があることも示しています。
また、海外向けに公式ドッキングステーションの出荷を開始したことも併せて発表。USB-A 3.1 Gen1ポート(3個)、電源用USB-Cポート、DisplayPort、HDMI、ギガビットイーサネットポートを備え、デュアルディスプレイへも対応できるそうです。発売に合わせてシステムアップデートを行い、公式のみならず他のドックやハブとの互換性も改善したことを報告しています。
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同ニュース内ではアジア向けの販売についても言及しており、日本、韓国、台湾、香港向けに予約が受付中であり、増産により更なる販売地域の拡大も視野に入れていることを示しています。
販売当初から苦しんでいた生産と流通の問題も大幅に改善した「Steam Deck」。日本で入手できるのもそう遠くはなさそうです。