『Atomic Heart』を開発するMundfishは海外メディアIGNによる「IGN First」を通して、物語の舞台となる並行世界におけるソビエト連邦の歴史を解説する映像を公開しました。
映像によると本作の世界のソ連は、Polymerとして知られる奇跡の物質の発明により20世紀前半に目覚ましい技術的進歩を遂げているとのこと。ソ連医学アカデミーのDmitry Sergeevich Sechenov教授が他惑星への進出も視野に入れ運営していた研究所「Facility 3826」が舞台となります。
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ロボット工学に長けたSechenov教授はポータブル低温核融合炉などを開発し1940年半ばにはオートマトンの実用化に成功。そして、1950年には人間の意識とロボットのオペレーティングシステムを同期するシステムの2.0バージョン「THOUGHT」の開発に着手します。ところが1955年、重大なシステム障害によりロボットの反乱が発生し研究所内は血の海に。ここから、Sechenov教授に事態の収拾を命じられた退役軍人のP-3ことSergey Nechaevが主人公である『Atomic Heart』の物語が始まるとしています。
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また、映像ではこのほかにも数人の登場人物についての言及が。トレイラーにも登場していたバレリーナ風のロボットはSechenov教授のボディーガードとして作られた「Twins」であることや、探索を進める中でSechenov教授の元助手Larisa Filatovaや、副長Michael Stockhausenといった人物と出会い、ソ連上層部とも関係する物語が展開することなどが語られています。
『Atomic Heart』はWindows(Steam)および海外PS5/PS4/Xbox Series X/S/Xbox Oneを対象に現地時間2023年2月21日発売予定です。