東京地検特捜部は、スクウェア・エニックスとエイチームが共同で進めたゲーム開発を巡ってインサイダー取引をしたとして、スクウェア・エニックス元社員の会社役員中裕司容疑者(57)と事務作業員佐崎泰介容疑者(39)を金融商品取引法違反の疑いで再逮捕したことを発表しました。
共同通信社の発表によると、中容疑者の再逮捕容疑は両社による携帯電話向け新作ゲーム開発について、エイチームの業務などに関する重要事実を知り、2021年1月下旬から2月下旬ごろに同社の株計約12万株を計約1億4470万円で買い付けた疑いです。
中容疑者は先日、スクウェア・エニックスとAimingが開発を進めていた『ドラゴンクエストタクト』に関する重要情報を知り、発売前にAimingの株式およそ1万株を280万円を買い付けたとして、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたことが明らかになっていました。
なお、佐崎容疑者の再逮捕に関する詳細については、記事執筆時点(2022/12/07 17:46)で同発表内には記載されていません。