GameSparkで日々紹介される採れたての注目Steamインディーゲームたち。
その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないのでしょうか?そこで本記事ではそんなゲームの中から1本をピックアップ。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。
今回取り上げるのは、「不便さの中に趣あり!西部劇ファンにたまらない武器チョイス」「やられても何度でも立ち上がれ!リスポーン制限なしの戦闘システム」などが魅力の、西部劇バトルロイヤル『Best in the West』。では早速その内容と魅力のポイントを見ていきましょう。
『Best in the West』とは
本作は西部開拓時代をテーマとしたバトルロイヤル型TPSです。
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ダブルバレルショットガンやリボルバーなどの西部劇では定番の武器を駆使して、目につく敵を片っ端から倒していくのが目的となります。
西部劇と聞けば、馬の背に乗り荒野を疾走する、そんなどこかのどかで牧歌的な印象を受けるかもしれませんが本作では違います。飛んで跳ねて撃ちまくる、なかなかスピーディなゲーム展開が特徴となっています。
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現代的なアサルトライフルと違い、数発の射撃でリロードが必要となるのが本作に登場する銃の特徴ですから、気軽に弾幕を張って制圧射撃というわけにはいきません。普段以上に狙い澄ました一撃で決める、そんな心意気が重要ですよ。
並み居る敵を打倒し、自分が無法者の中の頂点であることを知らしめてやりましょう。
ステキポインツその1!「不便さの中に趣あり!西部劇ファンにたまらない武器チョイス」
レーザーサイトに倍率スコープ、バックアップサイトにフォアグリップにサプレッサー。5.56ミリを100発ほど垂れ流せるゴテゴテした無骨なゴツい銃もなかなかイカしたものですが、そんなものは本作には登場しません。
狙いをつける時にはアイアンサイトを使って、数発打てば即リロード。本作に登場する銃は、どれも現代っ子には不便に感じるものばかりですが、しかしこの時代の銃にはやはり独特の趣があるのです。
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本作は西部開拓時代を舞台としていることから、登場する武器はリボルバーやレバーアクションライフルなどの古式ゆかしいものばかり。多くて6発、少なくて単発。調子にのって撃ちまくると即リロード、即弾切れ間違いなしのなかなか不便な銃が、本作での主だったメインウェポンとなります。
なので敵を撃つ時は、出来得る限り近くに忍び寄った上で、狙い澄ました一撃による不意打ちを心がける必要があります。
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それに装弾数の少なさ故に、頻繁に目にすることとなるリロードモーションもファンにはたまらないと思います。特に中折式ダブルバレルショットガンの勢いよく飛び出すワイルドな排莢は必見ですよ。
ステキポインツその2!「やられても何度でも立ち上がれ!リスポーン制限なしの戦闘システム」
なんと本作において現時点ではリスポーン制限がありません。正確に言えば、そもそもリスポーンというシステムがないのですが、キルされた後に一旦ルームから退出して再接続すれば大抵同じマッチに参加することができるのです。
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プレイヤー数ないしはルーム数の少なさに起因するものかもしれませんが、現状ではキルされても何度でも再挑戦することができるのです。何度もやられて心折れない限りはですけどね。
アイテムの配置場所も固定ですから、ある程度自分なりの定石さえ見出すことができれば、比較的簡単に敵を倒すことができます。
移動速度も速く、MAPの広さもさほど広すぎないなど、全体的にはスピーディなゲーム展開と合わせて、バトルロイヤル初心者にも比較的とっつきやすい作品となっています。
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ただ、正直に言えば、全体的な造りはまだまだ粗いなとは思います。MAPもまだ1種類だけですし、グラフィック面でも全体的なディテールの粗さが少し気になりますしね。
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個人的には西部開拓時代という舞台設定を活かして、無法者や保安官、あるいは自警団といったNPCの配置や直置きではなく彼らからのアイテム獲得といった、何かしら特徴溢れるシステムはほしいかなと思います。
西部劇バトルロイヤルという今までありそうでなかったゲームである本作、数あるバトルロイヤルものの1つとして埋没するか否かは、やはりなにかしらの差別化にあると思います。
ぜひ今後のアップデートを通じて、独自の要素盛りだくさんのオリジナリティ溢れる作品に発展してくれればと思います。
タイトル:Best in the West
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2023年1月23日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:無料