4月28日発売予定のゾンビサバイバルアクション『Dead Island 2』について、本作におけるゴア表現のための取り組みを開発者が語りました。
海外メディアGame Informerのインタビューに応じたのは、Dambuster Studiosでシニアレンダープログラマーを務めるアーロン・リッジ氏とテクニカルアートディレクターを務めるダン・エヴァンズ=ロウズ氏です。両氏によると、本作のゴア表現の要となっているのは「FLESHシステム」。このシステムにより、ゾンビを形成している肉や骨、皮、そして内臓までもをプレイヤーの攻撃にあわせて手続き的に損傷させることが可能になっているとしています。

このシステムは、皮と肉、骨に包まれた中に臓器が詰まっているゾンビピニャータのようにすればいいと思いついたのがきっかけであると説明。一見するとリアルに見えますが、現実と比べると極端な表現になっており、恐ろしいから見たくないのではなく、恐ろしいから見てみたいとなるようなゴア表現であるとしました。
また、モデルごとにあらゆる種類の傷をモデリングする必要が無くなったため、ゾンビのバリエーションを増やすことも簡単に。本作のゾンビは似通った見た目をしたモンスターの集まりではなく、アウトブレイクが発生するまではロサンゼルスに暮らしていた人々だと感じられるとしています。


『Dead Island 2』は、PC(Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに4月28日発売予定です。