11 bit studiosは、サバイバルADV『This War of Mine』がニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションとなり、現在開催中の展覧会「Never Alone」に展示されることを発表しました。
本作は実際の「サラエヴォ包囲戦」に着想を得た戦争サバイバルADVで、戦禍の都市で食料と医薬品の不足に苦しむ一般市民の日常をリアルに描いた作品として、世界中で高い評価を得ていました。美術館のコレクションスペシャリストで展覧会のキュレーターでもあるPaul Galloway氏は、本作について「プレイ時には悲しさ、怖さ、非常に強い緊張を感じ、最終的には、戦争体験への理解に大きな変化を残されました。」と語っています。
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美術館では2012年からゲームのコレクションを行っており、現在では36本がパーマネントコレクションとして収蔵。Galloway氏は「20年後も『パックマン』をここで見ること、『This War of Mine』を50年後もプレイ可能にすることが期待できます。」とコレクションの意義を伝えています。
展覧会「Never Alone」は2023年7月16日までの開催となります。