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音楽家・坂本龍一さんが3月28日に逝去されたことが明らかになりました。
坂本龍一さんはイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を始めとする音楽活動で知られ、ゲーム関連では「ドリームキャスト」起動音(サウンドロゴ)やラブデリック『L.O.L Lack of Love』、『天外魔境 ZIRIA』『聖剣伝説4』などへの楽曲提供・プロデュースを行っていました。これまでには2020年6月にがんの診断を受けたことを公表しており、その後数年にわたって闘病しながらもコンサートに参加。坂本龍一さんのマネジメントを担当していた株式会社キャブによれば「最期まで音楽と共にある日々」を過ごしていたとのことです。同社からのコメント全文は以下のとおり。
わたくしども所属の音楽家/アーティスト 坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしました。謹んでご報告申し上げます。
2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした。
これまで坂本の活動を応援してくださったファンのみなさま、関係者のみなさま、そして病気治癒を目指し最善を尽くしてくださった日米の医療従事者のみなさまに、あらためて深く御礼申し上げます。
坂本自身の強い遺志により、葬儀は近親者のみで済ませておりますことをご報告いたします。また、弔問、ご香典、ご供花につきましても謹んで辞退申し上げます。
最後に、坂本が好んだ一節をご紹介します。
Ars longa, vita brevis.
芸術は長く、人生は短し報道関係のみなさま、取材等はお控えくださいますよう心よりお願い申し上げます。