共同通信社は、「ポケットモンスター」や「遊戯王」といったトレーディングカードを転売していた神戸市の男性グループと会社が、大阪国税局に計約1億円の申告漏れを指摘されていたと報じました。
高騰するトレカ
トレーディングカードゲーム(トレカ)は、対戦などの遊びとして広く親しまれていますが、コレクターズアイテムとしても人気があり、なかには希少性の高いカードに対してとんでもない価格がついて話題になることもしばしばあります。
今回の指摘について
共同通信社によれば、トレカ転売を行っていたのは神戸市の20代男性3人。2017年から2021年にかけて、ネットで転売を行っていたものの申告はせず、そのため税務調査によっておよそ計8千万円の申告漏れを指摘されました。またそのうち1人は、同市内にトレカ販売会社を設立し、その利益を少なく見せかけたとして、およそ計2千万円の所得隠しと認定されました。