ValveはSteamストアページにおける予告編表示のアップデートを発表しました。
ストアページの最初に映像多すぎない?とはもう言わせない

大きな変更点はスクリーンショットの左側に表示できる予告編が最大2つまでとなったことと、映像再生時にタイトルと、新たに設定できるカテゴリーが表示されるようになったことです。
予告編自体の本数上限に変更はありませんが、3つ目以降の映像はスクリーンショット群のあと、一番最後に表示されるようになります。左端に表示される2本は基本的に登録されたリストの上から2つになるとのことですが、映像の言語設定やリージョン設定によってユーザーごとに表示させるものを変化させることも可能です。優先したい映像をリストの一番上に持ってくることが重要となります。いままでSteamでは大量の映像をストアページで公開していたタイトルも多く、スクリーンショットが見辛くなっていたという経験を持つプレイヤーも多いのではないでしょうか。
カテゴリー選択については、一般/シネマティック、ティーザー、ゲームプレイ、インタビュー/開発者のストーリーの4つから選択できます。これらはストアページの動画プレーヤーに映像のタイトルと共に表示され、視聴者が最も興味を惹かれる映像を選ぶ助けとすることを目的としています。


Valve曰く、「ロゴやストーリーラインは映像後半に入れよ」
また、この機能改定に合わせValveからは、「プレイヤーに対し効果的な掲載映像」の簡単なアドバイスも行われています。
それによれば、最初の映像は
可能な限り短時間でゲームプレイをプレイヤーに伝えることを目標とし、構築されたゲーム内世界でプレイヤーが何をどのようにできるのかがはっきりとわかるもの
であることが肝要であるとのこと。そして
会社のロゴやストーリーラインはプレイヤーの興味を惹いてから予告編の後半に入れること
が良いとしています。映像への会社のロゴの挿入位置などについては、度々ゲーム制作者らの話題となるだけに、プラットフォーマー側から一種の指針が示されたのが嬉しいところかもしれません。
既存のストアページも確認を推奨
予告編に関する更なる詳細については予告編のドキュメントを参照するようアナウンスされています。なお、本アップデートに伴って既存のストアページに対して必ずすべき作業はありませんが、ゲーム開発者らは一度表示の状況を確認してみるよう推奨されています。