『スナイパーエリート』『Zombie Army』シリーズなどで知られるRebellionは、ファンタジーTRPGの先駆者のひとつである「トンネルズ&トロールズ(Tunnels & Trolls)」の版権を取得したことを発表しました。
“世界で2番目に古いTRPG”に新たな動きが起こるかも?
「トンネルズ&トロールズ」は、1975年にアメリカの企業フライング・バッファローから発売。世界で2番目に古いTRPG(「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が1974年に販売)”としても知られており、その遊びやすさと世界観の良さも評価されている作品です。
今回の買収について、RebellionのCEOであるJason Kingsley氏は「学生時代に出会ったこのゲームは衝撃的だった。友人たちと何度もプレイして、その頃に制作したキャラクターは今も自分の思い出に強く残っている」とコメント。同社のテーブルトップ部門であるRebellion Unpluggedが新たなシナリオを制作することをあわせて紹介しています。
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今後の展開や旧版に関する情報も
公式のリリースではFAQも用意されています。その中で改めて「トンネルズ&トロールズ」の新たな章に取り組んでいることを明らかにしているほか、フライング・バッファローが発売したこれまでのバージョンが引き続き入手可能であることも紹介しています。
なお、今後発表される予定のコンテンツと現在まで発売されているバージョンと互換性があるかどうかに関しては、現在検討中であるものの統合を目指しているとのこと。ファンメイドシナリオの公開を許可するとともに、今年の後半にかけて新たなクリエイターを募集することも明らかにしています。
また、FAQの最後にファンに伝えたいこととして「トンネルズ&トロールズ」の新版が登場することを発表しています。