2023年5月20日と21日に、インディーゲーム紹介番組「INDIE Live Expo 2023」が配信されました。本記事では300タイトル以上のインディーゲームが飛び出したこの配信の中で、編集部注目タイトルの開発者に行ったインタビューをお届けします。
今回はニンテンドースイッチ向けタイトル『紙がない！』を手掛けた宮澤卓宏（タカヒロウ）氏へのインタビューをお届けします。
本作はトイレットペーパーの芯の穴にニンテンドースイッチのJoy-Conを差し込んで遊ぶという、新感覚のアクションゲーム。トイレで紙がなくて困っている男性のピンチを救うため、プレイヤーはトイレットペーパーになって障害物を避けながらステージに最奥部を目指します。
『紙がない！』はニンテンドースイッチ向けにリリース中。Game*Sparkではプレイレポートも掲載しています。
――最初に自己紹介をお願いします。本プロジェクトを始めたきっかけについてもお聞かせください。
宮澤卓宏個人でゲーム開発をしている宮澤卓宏という者です。17年ほどインターネットブラウザで遊べるゲームの開発をしています。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか？
宮澤卓宏このゲームはJoy-Con(TM)をご家庭のトイレットペーパーに入れて遊ぶことが特徴です。Joy-Conの形状がシンプルなので、それを利用して何かできないかと考え思いつきました。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか？
宮澤卓宏コントローラーを作るシーンは任天堂さんのNintendo Laboのコントローラーを作るシーンを参考にさせて頂きました。
――本作の開発期間で、最も印象深いエピソードを教えてください。
宮澤卓宏特殊な遊び方のためゲームの難易度の調整に時間がかかりました。簡単なステージを作ったつもりが実際に遊んでみると激ムズなこともあり、何周もプレイし筋肉痛になりながら調整しています。
――本作はどのようなゲーマーに遊んでもらいたいと考えていますか？
宮澤卓宏ご家族やお友達と一緒にわいわい遊んで頂きたいです。
――本作品や、デベロッパーとしての今後の展開についてお聞かせください。
宮澤卓宏今後も少し変わったゲームを作りたいと思っています。
――最後に、本作のファンや読者に向けてメッセージをお願いします。
宮澤卓宏一見シンプルなゲームですが、32個のステージを備えています。いろんなギミックが登場しますので、興味がありましたらぜひ遊んで頂きたいです。
Game*Sparkでは他にも多数の「INDIE Live Expo 2023」参加デベロッパーやパブリッシャーにミニインタビューを実施しています。その他の記事はこちらからご覧ください。
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