警視庁は、『スーパーマリオブラザーズ』『ドラゴンクエスト』などのソフトを無断で複製したニンテンドー3DSを販売したとして、中国籍の符馳容疑者(39)を著作権法違反(著作権侵害)の疑いで逮捕しました。
計120作品を入れたニンテンドー3DSをフリマアプリで販売、容疑を問われたのは内13作品
警視庁によると符容疑者はプログラミングを得意としており、壊れたニンテンドー3DSを購入し、中国から取り寄せた部品にて修理。複製したゲームを不正にインストールしてフリーマーケットアプリを通じて1万3,400円で販売していたということです。
複製していたソフトは『スーパーマリオブラザーズ』『ドラゴンクエスト』『ゼルダの伝説』『逆転裁判』など13タイトル。日本テレビの報道によると、ゲーム機には他にも『ポケットモンスター』『ファイナルファンタジー』など、海賊版ソフト120作品が入っていたようです。
「修理はしたがゲームはインストールしていない」と容疑を否認
取り調べに対し容疑者は「ゲーム機を修理して販売したことは間違いないが、ゲームのインストールはしていない」と容疑を否認しています。警視庁は容疑者がこれまで販売を繰り返し、2年間でおよそ120万円以上の利益を得ていたとみて調べているようです。