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6月2日に発売されたカプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』には、様々なルーツを持ったキャラクターが登場します。PlayStation.Blogにゲームディレクターの中山貴之氏へのインタビューが掲載され、「キンバリー」と「マノン」のキャラクターデザインについて、深く掘り下げられました。
武神流の忍者キンバリー
武神流39代目伝承者ガイの“押しかけ弟子”として紹介されることの多いキンバリーは、ファンの間で早くも人気となっているキャラクターだそう。そんな彼女のデザインは、生い立ちと修行の二面性を表しているといいます。
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アフリカの伝統的な生地をモチーフにしたスカーフは、グラフィティを描く時にスプレーのガスを吸い込まないように着用するだけでなく、忍者として武神流の修行をする時にも使用するそうです。キンバリーはガイと同じ武神流の技を使えるそうなので、ゲーム性にも反映されていますね。
スーパーモデルであり柔道家でもあるマノン
フランス出身のスーパーモデルであるマノンは、クラシックバレエに柔道を取り入れたファイトスタイルを取っており、これもまた西洋と東洋を融合させたキャラクターです。
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また、フランスが柔道の強豪国であることも、マノンをデザインする上で大きなインスピレーションになったと語っています。
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多彩な文化を取り入れ、バックグラウンドを掘り下げることで、ファンに愛されるキャラクターとなるのかもしれませんね。