かつてTwitterとして知られていたSNSのサービス名を「X」に変更した運営会社X Corp.が、アプリのアイコンも「𝕏」に変更しました。
iOSでもAndroidでも、アプリを更新すると見慣れた鳥が黒地に白の「𝕏」アイコンに変わっています。タイミングによりますが、iOSではアイコンの下の表示名も「X」になり、名実ともにTwitterが消滅しました。
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TwitterからXへの変更は、買収したオーナーのイーロン・マスク氏たっての願い。マスク氏は以前より、送金や借り入れを含めた金融機能、決済機能を基本に買い物や配車などあらゆるサービスが使える万能アプリ(スーパーアプリ)であるXの実現を目指してきました。
Twitterを買収したのも既存のユーザーを手早く買って、自分の構想であるX実現を早めるためと公言しています。運営会社名は早くからX社に変更済み。
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iOSではアイコンもアプリの表示名もXになり、ブランド変更の大きなインパクトがありますが、App Storeでの改名には時間がかかるのかTwitterのまま。
変更は十分な準備期間を経て周到に行われたというより、おそらくはトップダウンの突貫工事を伺わせるもので、アプリのそこかしこにまだTwitterやツイートが残るほか、置き替わった名称も一貫性がありません。
(例えばTwitter BlueはX Blueになるわけではなく、一時的なものか単なる「Blue」となっており、おかげで日本語ウェブ版では漢字一文字の「青」になっています。
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マスク氏はXをデフォルトで黒基調にすることを宣言しており、サブスク名称もブラックにしてはどうかと取り巻きに提案された際はまんざらでもない反応を示していますが、本当にX Black?になるのか、青くなくなったXでサブスクだけブルーのままになるかは分かりません。)
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事前に新仕様や変更のテストをするベータ版はTwitterのまま、アイコンも🐦。
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なお、Twitter Blueや所属企業経由で認証を受けた場合、特典としてアプリアイコンを変更する機能がありますが、そちらも色違いの鳥ではなくXにちゃんと変更されています。