人気新作ゲームの低フレームレートの問題は、「DirectStorage」のバグによるものでした。
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PC版『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』の一部ユーザーの間で問題になっている低フレームレートやカクつきですが、その原因が「DirectStorage」であるとドイツ系テックメディアComputerBaseが報じています。
記事によれば、関連するファイル2種を削除することで、GeForceやArc環境下でフレームレートの向上などが見込めるとのことです。
フレームレートでお悩みの方は、ファイル2つを消すだけで…
対象となるファイルは次の2つです。
『dstorage.dll』
『dstoragecore.dll』
この2ファイルを削除するだけでパフォーマンスの向上が可能とのことです。
同メディアによればGeForce RTX 4080の4K解像度では、ファイル削除の前後で平均FPSで9%、最小FPSで21%もの差が出ており、その効果はてきめん。ただし、効果があるのはあくまでGeForceやArc環境下のみとのことなので、ご自身のPC環境を確認の上、ファイルのバックアップも忘れないようにしてください。なお対応は自己責任でお願いします。
ボトルネックとなりがちなストレージまわりのIOを、GPUとストレージの直結という手段によりCPU負荷の低減とロード時間の短縮を図る新技術「DirectStorage」。その安定動作にはもう少し成熟期間が必要なのかもしれませんね。