Netflixによる『悪魔城ドラキュラ』シリーズを原作とした新作アニメ「悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-: 月夜のノクターン」に関して、監督のサミュエル・ディーツ氏は予告映像内に登場したキャラクター2名の名前が、「Annette(アネット)」「Tera(テラ)」であることを明かしました。
リヒター主人公の新シリーズ、予告映像のキャラクター名が判明
本作は、Netflixでシーズン4まで配信中の「悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-」新シリーズです。革命期のフランスを舞台に、「リヒター・ベルモント(以下、リヒター)」を主人公に物語が展開されます。
Netflix公式サイトでは、本作ストーリーが原作ゲーム以外にもフランス革命や、ハンガリー史における「血の伯爵夫人」エリザベート・バートリの伝承からも着想を得ていることが明かされているほか、ティーザー予告映像もあわせて公開されています。映像内には様々なキャラクターが登場し、旧Twitter(現:X)でファンがうち2名の名前について尋ねた際、ディーツ氏はそれぞれ「Annette(アネット)」「Tera(テラ)」であると答えました。
同名のキャラクターは原作ゲームにも登場するも外見・設定は大きく乖離
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なお、本作主人公の「リヒター」は原作シリーズの『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』を起源とするキャラクターであり、同ゲームにも「アネット」「テラ」という名のキャラクターが登場。リメイク版『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』で両キャラクターは絵柄や髪色などの変更が加えられています。
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本アニメでの両キャラクターは原作ゲーム・リメイク版からビジュアルが大きくアレンジされていますが、「アネット」に関しては人種レベルで変更。ファンの間ではこの変更について波紋が広がっており、「既存キャラクターの人種変更はやめるべきだ」といった意見が確認できます。
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また、「アネット」はゲームでは“リヒターの恋人”でしたが、本アニメでは「かつてカリブ海で吸血鬼に隷属していたが、今は魔法を駆使して迫る脅威に立ち向かっている」と、設定面でも違いが存在。ちなみに、本アニメの「マリア・ラーネッド」はリメイク版ゲームに近いビジュアルな一方、「自国での不平等に立ち向かう天性のリーダー」と紹介されています。