古代中国・秦王朝時代を舞台とし、シリーズそのままのゲーム体験をスマホやタブレットなどのタッチデバイス操作に落とし込み、日本展開も予定されている『Assassin's Creed Codename Jade』。
今回、Game*Spark編集部はgamescom 2023のLevel Infinitブースにて『Assassin's Creed Codename Jade』を触ってきましたので、どのような操作感だったか、そしてどれくらい本家『Assassin's Creed』を再現しているのかレポをお届けします。
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『Assassin's Creed Codename Jade』は、本家Ubisoftが開発を担当し、Level Infinitがパブリッシャーを務めるモバイル向けアクションゲーム。モバイル向けながら広大なオープンワールドゲームとして古代中国の世界を駆け抜けることができます。
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本作のアサシンはキャラクリエイトシステムとなっており、男女どちらの性別も選ぶことができるほか、見た目もかなり細かく設定できます。これは本作がマルチプレイにも対応しているためで、最大4人でミッションに挑むことができます。ただ、マルチプレイに特化しているわけではなく、基本的には元シリーズと同じでストーリー主導のシステムとなっています。シリーズお馴染みの現代から物語が始まる流れも同じとのこと。
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パルクールアクションはもちろん、フィニッシングムーブやコンボアタックなども本シリーズそのまま。何一つアクション要素を削ぎ落としていないのが本作の特徴となります。
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『アサシンクリード オリジンズ』よりも前の時代となるためアサシンブレードは登場しません。代わりに暗殺用のダガー、槍、剣、弓、さらには二刀流の剣や斧といった中国の多種多様な武器が用意されています。各武器には2種類のアルティメットスキルも用意されており、ピンチを脱する一撃必殺の技を繰り出すことができます。
ゲーム中は武器だけでなく、衣装も変更できるようです。武器やコスメはミッション中にドロップするほか、ガチャでも手に入るようになるとのこと。
本作では、『アサシンクリード オデッセイ』まで搭載されていたレベルシステムとスキルツリーのような育成システムが採用されています。
本当に元シリーズそのままなのか、実際にプレイして確認してみた
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今回プレイできたのは、スマートフォンで起動する開発ビルド。CBT前のものなので、実際にリリースされるものとは多少異なると思います。
しかし、開発中のものでありながら、グラフィック美しく、フレームレートはぬるぬる。小さい画面ということもあり、コンソールの元シリーズと遜色なく感じます。
筆者は、過去のスマートフォン向けの『アサシンクリード』シリーズをプレイしてきていますが、どれもアクションが簡略化されていたり、特にモーションがPSP時代のゲームみたいでイマイチだったりと不満点が多くありました。しかし、本作の手触りはこれまでのものと全くことなり、確かにモーションなどは元シリーズと変わらないくらいリアリティのある動きをしてくれます。
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タッチ操作のため画面上の仮想ボタンの数は多く少し小さめな表示ですが、誤タッチすることなく思ったままのアクションを取ることができました。建物をよじ登ってのイーグルダイブや物陰からの暗殺も何も操作にストレスはありません。
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敵に発見されて取り囲まれた際の敵の動きも元シリーズと同じで、1対多数のアクションもオートバトルのようなスマートフォンに最適化されたものではなく、アクションゲームとしてしっかりと手応えがある操作となっていました。
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正直なところ、今回プレイした限りでは本作は本物の『アサシンクリード』だと感じました。リリースされたら早くプレイしたい……ところですが、日本版のリリースは予定されているものの、他の国よりは遅くなるとのこと。また、予定されているCTBも日本での実施予定はないようです。
ようやくモバイルデバイスに登場した紛うことなき『アサシンクリード』。新たなストーリーが数ヶ月おきに配信される仕組みを予定しているとのことで、長く遊べるゲームになるかもしれません。『Assassin's Creed Codename Jade』はiOS/Android向けにリリース予定です。