Embracer GroupがGearbox Publishingでレイオフを行ったと、海外メディアGame Developerが報じています。
Embracer Groupの「リストラプログラム」
多数の買収を行い、グループを経営するEmbracer Groupではコスト削減や経営の効率化を目的とした「リストラプログラム」を実施することが今年の6月に発表されており、一部スタジオの閉鎖、未発表プロジェクトの中止、営業など開発以外の費用の削減などが予定されていました。
また、今後は自社IPへと注力していく方針のためにサードパーティーのパブリッシング事業を縮小していく計画も明かされており、今回のレイオフ報道はその影響を受けたものだと考えられます。
『Remnant II』などのパブリッシングを手がけたGearbox Publishing
Game Developerによると、ビジネス向けSNS「LinkedIn」にてGearbox Publishingの元従業員が解雇されたことを語っており、2024年3月まで段階的に行われる「リストラプログラム」が実行中であることが分かります。
Gearbox Publishingといえば、過去にローグライクACT『Risk of Rain 2』のパブリッシングや、最近ではアクションRPG『Remnant II』のパブリッシングを行ったことでも知られており、前述の計画によれば、今後はこういったサードパーティースタジオの開発したタイトルのパブリッシング事業は縮小されていく見込みとなります。
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さらにEmbracer Groupはクライムアクション『Saints Row』の開発で知られるVolitionの閉鎖も行ったと、おなじくGame Developerが報じています。