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Valveは、FPS『Counter-Strike 2』においてAMD Softwareの「Anti-Lag+」を利用しないよう呼び掛けています。
VACによってBANされる
AMDが10月1日にリリースしたAMD Software: Adrenalin Editionのアップデートにて、「Anti-Lag+」機能の『Counter-Strike 2』サポートが追加されていました。同機能はゲームにおいてクリック応答性を向上させるものとなっています。
『Counter-Strike 2』公式Xアカウントに投稿された内容によると、「Anti-Lag+」を『Counter-Strike 2』でオンにするとVAC(Valveアンチチートシステム)によってBANされるとのこと。これはコードを改ざんするためと説明されていますが、AMDのサイトでも「Anti-Lag+」は「ゲームコード自体の内部でフレームアライメントを適用することでフレーム同期を向上」させると記載されています。
影響を受けたユーザーは特定してBANを取り消し予定
通常であればVACによるBANは「永久的、かつ交渉不可能」とされていますが、「誤って発行されたと判断されれば、自動的に解除」とも記されています。今回もそれに該当するようで、上記のXの投稿では「AMDがアップデートを配信すれば、影響を受けたユーザーを特定しBANを解除できる」とも告知されています。
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