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■「ガードきょうか」
本作は、敵から受けるダメージが大きいので、ガードや回避をしっかりと行わないと、瀕死や戦闘不能になることもしばしば。また回避はタイミングの見極めが重要なので、アクションが苦手な人はまずガードを固めるのがお勧めです。いくらかダメージを受けますが、何もしないまま攻撃を受けるよりも断然マシです。
そして、この「ガードきょうか」があれば、受けるダメージを更に減少できます。成長するとダメージの減少効果が大きくなるので、実に頼もしいマテリアといえるでしょう。
ちなみに敵の攻撃をガードするとATBゲージが増加しますが、「ガードきょうか」はその増加量も上げてくれるので、操作キャラにぜひ装備させたいところです。
■「ジャストガードきょうか」
敵の攻撃に合わせてガードするとジャストガードが発生しますが、この「ジャストガードきょうか」を装備するだけで、その受付時間が延長されるので、成功率が上がります。★1の効果なので、成長させなくても恩恵に預かれるのもポイントです。
そして成長すると、ジャストガード成功時にバーストダメージがアップしたり、敵の拘束技もジャストガードできたりと、嬉しい効果が追加されます。成長に必要なAPが多めなので、序盤から装備してAPを稼いでおきましょう。
どのキャラでも有効なマテリアですが、ガードするとリベンジゲージが溜まり、攻撃に転じられる「レッドXIII」との相性が特に抜群です。「ガードきょうか」と一緒に装備させるのがお勧めです。
■「ほのお&れいき」
今回お勧めに挙げたマテリアは、回復や支援、特定の効果があるものばかりで、魔法攻撃系のマテリアは除いていました。もちろん、そうしたマテリアも非常に有用ですが、最初から持っている攻撃魔法系のマテリアは、「ほのお」や「かぜ」といった単一属性のものばかりです。
ですが、グラスランドエリアのワールドレポートで手に入る「ほのお&れいき」は、その名の通り、炎系と冷気系の両方を使えるマテリア。装備できるマテリアの数は限られているため、「ほのお」と「れいき」をそれぞれ育てるよりも、「ほのお&れいき」で2属性をカバーした方が、装備数の節約になりお得です。
難点としては、成長にかかるAPがかなり多めなので、上位の魔法を使えるようになるのが遅くなります。「ファイラ」や「ファイガ」といった高い威力の魔法を早く使いたい人は、「ほのお」や「れいき」を育てる方がいいかもしれません。成長をじっくり待てるという人は「ほのお&れいき」を身に着け、少しずつ育てていきましょう。
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今回は、直接使いやすいもの、また使用頻度が高めなマテリアを中心に紹介しました。少し毛色が変わったところだと、非操作キャラの行動を広げてくれる「オートまほう」や「オート固有アビリティ」も、上手く使いこなせば便利なマテリアです。
もちろんこの他にも、有用なマテリアはいくつもありますし、グラスランドエリアを超えると、新たな効果を持つマテリアが続々と登場します。
目移りしてしまうマテリアの中からどれを使うのか、その都度悩むのも『FF7リバース』の醍醐味。あれこれ試したり、必要APの大きなマテリアを愛用して育てたりと、自分なりの活用法でお楽しみください。
(C) SQUARE ENIX
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:(C) YOSHITAKA AMANO