6月22日に東京・秋葉原で開催されたインディーゲームの展示イベント「TOKYO SANDBOX 2024」。今回はローグライト3Dアクション『CYBORG-PROTOTYPE』をご紹介します!
相手の頭をブッ飛ばせ!パーツを付け替えて戦い続けるローグライトアクション
本作は『GLADIATOR - ROAD TO FREEDOM』などを手掛けたことで知られるGOSHOW,INC.(娯匠)が開発中のローグライトアクション。頭や胴体、四肢と6つのパーツで構成されたサイボーグを操作し、パーツを交換したり、修理したりしながら強敵との戦いを繰り広げます。
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プレイヤーが探索するマップはランダムに生成され、それぞれのルートを選択可能。敵との戦闘に突入する「バトルルーム」だけでなく、パーツを一気に交換できる「ショップルーム」、何かと引き換えに効果が得られる「イベントルーム」、パーツの修理を行える「リペアルーム」と、どういったルートを選択するかも重要です。
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簡単操作でコンボを繋げていく爽快感!リプレイ性が魅力の本作を体験
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まず最初に訪れるチュートリアルエリアでは、本作の基本的な操作を学ぶことができます。本作では4つのボタンにそれぞれ通常攻撃が割り振られており、それらを繋げていくことで簡単にコンボが完成。スキルゲージが貯まるとそれぞれの装備に応じたアクティブスキルを発動できるようになります。
さらにはステップ移動やバリアによる防御やパリィといった要素もあり、相手との間合いや読み合いも重要になるなど、簡単な操作性ながらも骨太なアクションを楽しむことができます。
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対戦ではそれぞれ耐久値が設定された部位を攻撃し、相手の頭の耐久値をゼロにした方が勝利となります。部位の耐久は二段階の状態があり、一段階目の損傷ではスキルが使用不可に、ニ段階目ではその部位で攻撃を繰り出すことができなくなります。
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「バトルルーム」では戦闘に勝利することでパーツを獲得できますが、ドロップする部位や付いているスキルは完全にランダム。同じスキルの装備を重ねて強化できる場合や、損傷が激しい部位を交換できる場合もありますが……運が悪ければ、まったく無傷のパーツが出てきてしまうことも。そういった現状を踏まえた上で、次にどういったルートを進むかの戦略も重要となってきます。
「ショップルーム」では複数種類の部位がラインナップされていて、戦闘によって稼いだトークンを用いて一気にパーツの換装を行えます。また欲しい品揃えがない場合には、追加のトークンを支払うことでリロードも可能です。
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一方のリペアルームでは「パーツ1つを全回復」「全パーツを30%ずつ回復」と選択できるようになっており、状況に応じた使い分けが重要となります。
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また、一部のバトルルームには「特定の部位を破壊する」などミッションが設定されているものや、「エリート」や「ライバル」と呼ばれる強敵が出現するエリアも存在しています。ライバルはこれまでの敵ととは一線を画す強さで、一瞬の隙を突かれて大打撃を叩き込まれてしまいました……。
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戦闘を通じて獲得できる「リバイブポイント」を使用し、損傷した状態で復活したものの…あえなく撃破されゲームオーバーに。終了後には自身の記録を確認できるほか、稼いだトークンでマイルームに設置できるオブジェクトや、戦闘スタイルを変更するアイテムが購入でき、次の挑戦に活かすことができます。
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今回は『CYBORG-PROTOTYPE』の試遊レポートをお届けしてきました。それぞれのボタン操作によって簡略化された戦闘アクションは誰でも簡単にコンボを繋げられるほか、「損傷したパーツの交換を優先するか、スキルや性能を優先するか」「パーツが出ることに賭けて戦闘を続行するか」など、あらゆる“駆け引き”の要素が高いリプレイ性を生んでいると感じました。
各部位のスキルも豊富に用意されており、戦闘のなかでさまざまな試行錯誤が楽しめる本作。ローグライトや格闘ゲームというジャンルにあまり触れてこなかった人でも楽しめるようなつくりになっているので、リリースされるのが楽しみです!
『CYBORG-PROTOTYPE』はPC(Steam)向けに現在開発中です。詳細は公式サイトや公式Xアカウントなどもあわせてご確認ください。