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「インディーゲームの簒奪」渦中の無許諾『Elona 2』こと『黒星勇者』、「正規のIPライセンスを取得」と説明も…食い違う証言、そして海外版は事前に「著作権問題」のためタイトル変更されていた

発表により逆に疑念と混乱が。

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「インディーゲームの簒奪」渦中の無許諾『Elona 2』こと『黒星勇者』、「正規のIPライセンスを取得」と説明も…食い違う証言、そして海外版は事前に「著作権問題」のためタイトル変更されていた
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国産の人気フリーゲームRPGとして根強いファンを持つことで知られ、正規の続編『Elin』の早期アクセス開始も11月1日に控える『Elona』。同作に後継作を謳う作品『Elona 2(海外名:黒星勇者)』が突然発表されたことを巡り、『Elona』制作者noa氏が「名称の利用について承諾していない」として多くの話題となった事態について、『Elona 2』運営のKUNPAN GAMESが公式発表を行いました。


発表はされたものの…「正規のIPライセンスを取得」って?

今回の発表では、KUNPAN GAMESは同作について、Digital Dogが『Elona』原作者よりライセンスを受け開発したモバイル版『Elona』である『Elona Mobile』の続編だとする一方で、「すべて正規のIPライセンスを取得」としています。

しかし、これはnoa氏の「『Elona』名称利用を許諾していない」旨の説明と食い違うものであり、さらなる事態の混乱が予想されます。

4/10には海外で名称変更…謎は深まる

また、ベトナムのゲームメディア2gameによれば、同作は「著作権上の問題のため」2024年4月10日近辺に『Elona Mobile 2』から『黒星勇者』へと名称を変更したニュースが報じられています。

報道通りであれば、日本国内だけ『Elona』名称のライセンスが正規に取得できたとする根拠が提示されるのかに注目が集まります。

発表に欠如する原作者名…

なお、今回の発表にあたっては、あくまでDigital Dogの名前と『Elona Mobile』についてのみが記載されており、原作者noa氏側のライセンスの存在については明らかにされていません。KUNPAN GAMES側がそもそも、原作『Elona』の存在をどこまで把握しているのかすら怪しい状況にまだまだ騒動は収まりを見せる気配はなさそうです。なお、『Elona Mobile』運営は記事執筆時点で『Elona 2』や本件について告知類を行っていませんが、運営が異なることなどを考えればそう不思議なことではありません。

《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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