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『Hi-Fi Rush 2』が儲かるとは考えていないがそれでも維持したかった―Tango Gameworks買収のKRAFTON CEOが語る狙いとは

KRAFTON側から見た、Tango Gameworksの強み。

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『Hi-Fi Rush 2』が儲かるとは考えていないがそれでも維持したかった―Tango Gameworks買収のKRAFTON CEOが語る狙いとは
  • 『Hi-Fi Rush 2』が儲かるとは考えていないがそれでも維持したかった―Tango Gameworks買収のKRAFTON CEOが語る狙いとは
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マイクロソフトによる閉鎖が発表された後、KRAFTONが買収し復活させたニュースが話題を呼んだTango Gameworks。KRAFTONのCEOであるキム・チャンハン氏が買収の狙いを語っています。

『Hi-Fi Rush 2』で儲かるとは考えていない

これは、チャンハン氏が海外メディア・Game Developerに語ったものです。同氏は「率直に言って、『Hi-Fi Rush 2』が我々を儲けさせてくれるとは思いません」と語ります。しかしながら、買収の動機は商業的なものというよりもクリエイティブ的なものであり、Tango Gameworksの遺産を維持したかったことを大きな理由としてあげています。

Tango Gameworksのゲームは大きく成功することはあまりなかったものの、IPは非常に新鮮であることを評価。創造性を育みつつ収支を合わせるという姿勢をとっています。

なお、Tango GameworksのIP全体ではなく『Hi-Fi Rush』に絞った理由としては、空白期間をなるべく少なくしたかたからだそう。マイクロソフトは買収に対してオープンだったそうですが、コングロマリット特有の大規模で複雑、迅速に動くのが難しいという性質から、全IPを買収するのは時間がかかりすぎると判断。また、ファンが最も望んでいるのは『Hi-Fi Rush』の続編だろうという点も考慮したようです。

今後の動向が気になるTango Gameworksですが、まずはKRAFTON側の見方が明かされた今回の記事。日本のデベロッパーからどのような作品が生まれるかに注目です。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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