コナミデジタルエンタテインメントがついに発売したリメイク版『SILENT HILL 2』。好評を集める本作ですが、Steam版のとある仕様を残念がるユーザーもいるようです。
デバイスをまたいで遊べない…
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によるSteam Cloud Sync (silenthill )
話題に上がっているのは、クラウドセーブに非対応という点です。Steamには「Steamクラウド」と呼ばれる機能があり、ゲーム設定やセーブデータなどをオンライン上で保存・同期することで、さまざまなデバイスからアクセスしてもセーブデータが保たれるようになっているのです。

しかし、本作はその機能に対応しておらず、セーブデータは完全にローカル環境に保存されることになります。基本的にプレイするだけなら問題ありませんが、例えばデスクトップPCとゲーミングノートPC、Steam DeckなどのポータブルPCなどデバイス間で進行状況が引き継ぐことができないという問題が考えられます。また、万が一PCの故障などが起きた際、保存していなかったデータが失われてしまうという問題もあります。
Steamクラウドは大手作品からインディー作品まで多数のゲームが対応しているため、大作である本作にもその機能への対応を求める声が上がっているようです。

なお、Steamクラウド対応の有無はストアページで確認できます。例えば『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』のストアページではサイト右側に対応機能の表記があり、クラウドを始めとしたさまざまな機能に対応していることがわかります。

一方『SILENT HILL 2』はまだ対応機能が少なく、表記されているのは実績やファミリーシェアリングのみとなっています。数多くのデベロッパーが実装していることから難しくないのではという声もありますが、実装されることに期待したいですね。