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ちょっとあやしい日本へようこそ…!釣りシム『Call of the Wild: The Angler』DLC「Japan Fishing Reserve」プレイレポ

独特な日本の風景が広がり、釣りの自由な楽しさを存分に味わえる世界……かもしれません。

連載・特集 プレイレポート
ちょっとあやしい日本へようこそ…!釣りシム『Call of the Wild: The Angler』DLC「Japan Fishing Reserve」プレイレポ
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今回はExpansive Worldsが、Windows PC向けに配信中の釣り体験シム『Call of the Wild: The Angler』のDLCである「Japan Fishing Reserve」をご紹介します。

『Call of the Wild: The Angler』とは?

本作は、釣り竿を携えてあちこちで気ままに釣りを楽しむオープンワール釣りシミュレーションゲーム。もともとは2022年8月31日(日本時間)に本編がリリースされており、そこからアップデートおよびDLCリリースを重ねて、今回ついに「Japan Fishing Reserve」の配信となりました。

「Japan Fishing Reserve」では、その名の通り日本は北海道を舞台にしたマップが新登場。スケベな顔の郵便マスコットをはじめとする若干あやしいジャパンが散見されるものの、全体的には試される大地と思しき雄大な景色が広がっており、そこを左ハンドルのジープで駆け抜けながら線路に花を植えていくというなんだかよくわからねえ楽しさは唯一無二です。

腰砕けゲームというほどではありませんが、がっつりとした本格釣りシムを期待するのはちょっと違う本作DLC。個人的には細かいことはよくわからないけれど釣りを雰囲気で楽しめたら十分、という感じのプレイフィールがむしろ丁度よかったと思います。ともあれシングルプレイでさっそくやってまいりましょう。

操作・設定・言語について

本作はキーボード&マウスおよびコントローラーに対応。どちらで遊んでも違和感なく遊べますね。なお本稿の執筆においては、主に後者を使用しています。

その他設定項目についてはユーザー補助など挟みつつオーソドックスなものが並びます。日本語については、特にプレイに支障をきたすようなものは無く、ちょっとした説明文も丁寧に翻訳されていると思います。

本編開始

さあ始まりました『Call of the Wild: The Angler』のDLC「Japan Fishing Reserve」。さっそく降り立った大地、日の出前のちょっとだけ寒さが染み込むあの感じ、我々はこうして「神威別」なる場所に立っています。

どこですかここは。

神威岬とはまた違うよな……あの辺りで食べたウニ丼美味しかったな……かつての旅行を思い出しつつもとりあえずあたりを見回すと、電灯が怪しく照らす下にスケベな笑みを浮かべる怪しいクマ(?)の人形が立っていました。見たところ郵便関連のマスコットキャラのようです。

ともすれば「異変を見つけて脱出するゲームだっけ?」と思わんでもないゲームの立ち上がりと雰囲気ですが大丈夫、看板が示す通り本作はちゃんとフィッシングゲームです。よく見るといやお前が釣る側なのかというツッコミが喉元まで出かかりますがぐっとこらえて次へ行きます。

そんな郵便局ですが……どうやらこの完全装備なイトウ女史から、釣りに関連したアイテムなどを購入していくようですね。ともあれこの時点で、ミッションは確かに存在はしているものの、何をどうしようが自由という具合に放り出されるので、各々好きに動くと良いかもしれません。

ここらへん最初はちょっと「チュートリアル的なもんが少なくて遊びづらい」と感じましたが、よくよく思い出してみれば本作はDLCなわけで、本編をしこたま遊び終えてゲームに慣れたプレイヤーが主に遊ぶと考えれば、むしろシンプルにまとまっていることが良いのかもしれません。

この不思議な北海道には広大な大地が広がっているため、ひとりで歩いていくのは大変です。なのでこうしてレンタカーのジープを利用してあちこち移動してみましょう。

左ハンドルだこれ。

ミッションを追いかけるとこのように目的地にマーカーが設置され、写真を撮影したり、鉄道路線沿いに花を植えたり、線路脇の橋の上で釣りをしたりと様々なアクティビティが楽しめます。

ただそのマーカーが指し示す場所に辿り着いても、何も更新されず、付近をウロウロしてようやく次の目標が表示されるということがしばしばあったのは小さなストレス。

たまに道端(机の上)などに落ちている食事などは収集アイテムであり、回収するとハンドブックになかなかどうしてしっかりとした内容の記述が載ります。こういった文章を読むだけでも結構面白いですね。

よく考えてみると、他人のキャンプを漁って飯を回収する極めて厄介な観光客ムーブですが……敷地内に観光バス乗り付けてツアー客が勝手に何もかも踏み荒らす、とかいうのは現実にも発生するわけである意味良い再現と言えましょう(?)。よくない。

話は変わりまして、桟橋などから足をすべらせて川に落ちたりすると死亡(?)、リスポーンとなります。じゃあそれならと水際を歩いて静かに身を沈めてみましたがやっぱり暗転からのリスポーンになってしまいました。「お前が魚になってどうする」というツッコミをゲームナビから受けるのが笑いを誘います。

フォトモードで結構いい写真が撮れました。

我らが操作キャラは自由に設定できますが、今回ボタン操作を誤爆してキャラクリ画面がスキップされてしまったので、この謎の男性とともに北の大地を練り歩きまs……じゃなかった釣りをするんでした。

本作、ところどころ不思議なロケーションだったり謎の日本めいたオブジェクトなどが散見され、それらを見て回りながら歩くのも、意外とゲームとして面白いのですが……肝心要の部分は「釣り」にあります。

といっても、シマノのリールがどうたらこうたらといった細かいマニアックな話はそこそこに抑えられており、大別して釣具や餌の種類を選択することで各種魚に狙いをつけていきます。

個人的にこの竿を振って巻き上げるこの一連の流れが、コントローラー操作でもそこそこ手に馴染んで楽しかった……もちろん場所やタイミングが噛み合わず、数十分待っても釣れないこともままありましたが、それでも十分十分。

たまにはボートにも乗っちゃったりして。ともあれ広大な土地を巡るにはまだまだ遊び足りない本作。本格的なガチ再現を期待する、というよりは「だいたいそんな感じ」という構えでゆるく楽しみたいという感覚で楽しむプレイフィールでしたね。

  • タイトル:『Call of the Wild: The Angler』、DLC「Japan Fishing Reserve」

  • 対応機種:Windows PC(Steam/ Epic Gamesストア/ Microsoft Store)/ PS5/ PS4/ Xbox Series X|S/ Xbox One/

  • 記事におけるプレイ機種:Windows PC(Steam)

  • 発売日:2024年10月29日

  • 著者プレイ時間:3時間

  • サブスク配信有無:Game Pass対応(Microsoft Store)

  • 価格:リリース次第追記
    ※製品情報は記事執筆時点のもの

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