機械設計を手掛けるクリエイターのNikola Petrov氏は、サバイバルホラーシューター『S.T.A.L.K.E.R』シリーズに登場するアーティファクト検出器を再現したデバイスを製作し、その様子を共有しました。
けたたましく響くビープ音!「ベアー検出器」をリアルに再現
Nikola Petrov氏は3Dプリントや電子設計、ソフトウェア開発等に精通し、機械設計の委託を受ける会社Prospect Labsの代表を務めるクリエイターです。これまでにも『ゴッド・オブ・ウォー』のポータルドアなどのゲーム作品に登場する物や、映画撮影向けの銃器レプリカといった様々な製品の設計を行っています。

そんなPetrov氏が今回製作したのは、人気シューター『S.T.A.L.K.E.R』シリーズに登場する貴重なアイテム「アーティファクト」を見つけ出す機械「ベアー検出器」。ゲーム内と同様にレーダー部分が発光、移動し、あのけたたましいビープ音も再現されています。

実はPetrov氏の製作するベアー検出器は2台目で、1台目は電子的な仕組みを持たず、物理的にインジケーターの位置を操作できるギミックだけを持っていた様子。しかしそちらを共有した際についた「音も鳴らないんじゃただのプラスチックの破片。」といったコメントでやる気に火が付き、今回の作品の制作に取り掛かったようです。

アーティファクトで一攫千金も夢じゃない!?

製作の様子を共有した動画の説明欄では「復讐は蜜の味。」と今回の作品の出来にご満悦な様子のPetrov氏。Redditの投稿にもクールなデバイスへの称賛の声が多数届いています。アーティファクトで一攫千金を狙うS.T.A.L.K.E.R志望の人々は欲しくなりそうなものですね。