2025年2月27日、さまざまなレトロゲームの復刻で知られるDigital Eclipseが開発し、KONAMIが販売する『遊戯王 アーリーデイズコレクション』がPC(Steam)/ニンテンドースイッチで発売されました。
初期『遊戯王』ゲーム作品が完全復刻。あの頃を思い出して遊んでみよう
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本作に収録される『遊戯王』ゲーム作品は、以下の14作です。
遊戯王デュエルモンスターズ(1998年)
遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記(1999年)
遊戯王モンスターカプセルGB(2000年)
遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨(2000年)
遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記(2000年)
遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ(2001年)
遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1(2001年)
遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2(2001年)
遊戯王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説(2002年)
遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神(2003年)
遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル -ワールドワイドエディション-(2003年)
遊戯王デュエルモンスターズ エキスパート3(2004年)
遊戯王 双六のスゴロク(2004年)
遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル2(2004年)
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記念すべき第1作『遊戯王 デュエルモンスターズ』は当時人気絶頂だった漫画『遊☆戯☆王』のカードバトルをGBで再現したゲームで、現在の「遊戯王OCG」とはルールが全く異なり、「モンスターの攻撃力がすべて」といったゲーム性で甘い部分はあるものの、当時の子どもたちは「漫画のカードバトルがそのまま楽しめる!」と夢中になったものでした。白黒ながら気合の入った無数のカードのドット絵と、コナミらしい気合の入ったBGMも注目すべき点です。
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第2作『遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記』以降はゲームボーイカラーに舞台を移し、描き込まれたドット絵はさらに美しくなり、「召喚魔族」「属性」「デッキキャパシティ」といった、「遊戯王OCG」とは異なる方向性でゲームとしての進化を目指していくこととなりました。
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中でも第4作『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』は250万本という出荷本数を記録しており、これは遊戯王ゲームシリーズでも最大の記録となっています(特典カード目当ての商法、とも揶揄されましたが)。
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舞台をGBAに移した第5作『遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1』では今までオリジナルのルールを採用していたカードゲームから一転、「遊戯王OCG」を再現したカードゲームシミュレーターとして生まれ変わりました。このOCGシミュレーター路線は次回作以降の「エキスパート」シリーズ、「インターナショナル」シリーズにも引き継がれていくこととなります。
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カードゲーム以外にも、本作には原作に登場するゲーム「カプセルモンスター」「モンスターワールド(TRPG)」を折衷したようなシミュレーションRPG『モンスターカプセルGB』、原作の「ドラゴン・ダイス・ダンジョン」を再現したダイスバトル『遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ』、そして原作漫画の世界観をスゴロク化した『双六のスゴロク』も収録されています。カードバトルの連続に疲れたら、こうしたタイトルで箸休めをするのもよいでしょう。
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本作はデッキキャパシティや登場デュエリストなどの制限のアンロック、ゲームの巻き戻し・早送りといった便利機能にも対応し、また『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』についてはオンライン対戦も可能という事です。オンライン対戦については対応タイトルが増える可能性があるともされています。
当時GB版を夢中になって遊んだ方々や、「今の遊戯王はスピードの速い制圧ゲームすぎてついていけない……」という方々は、本作を手に取り、あの頃の思い出に浸りながら、あるいはシンクロ召喚もリンク召喚もない、「OCG00~03環境」を懐かしみながら遊んでみるのもよいのではないでしょうか。
『遊戯王 アーリーデイズコレクション』はPC(Steam)/ニンテンドースイッチで配信中です。