
現在NVIDIA製GPUで発生中の不具合であるブラックスクリーン問題ですが、3000番台および2000番台の旧世代モデルでも発生の報告が寄せられました。
現在NVIDIAは原因を調査中としていますが、問題の特定と解決にはまだ時間がかかる様子です。
報告相次ぐブラックスクリーン問題、対象拡大の一途で解決の目途見えず
最新の572番台ドライバーの配信以降顕在化しているNVIDIA製GPUでの「ブラックスクリーン」問題ですが、テック系メディアの「DARK SIDE OF THE GAMING」は3000番台および2000番台の旧世代モデルでも再現性のある形での発生を報告しました。
報告によれば「RTX 3080」で『アサシン クリード シャドウズ』のベンチマーク中に発生、GPUのファン速度が最大となりモニターはシグナルを喪失しハードリセットを余儀なくされたとのこと。また、2000番台の旧世代モデルでも再現性のある形で発生したとしています。
一連のブラックスクリーン問題は高負荷時といった特定の状況ではなく、起動時やゲーム中、あるいはアイドル時など様々な状況下で発生していることからより複雑な原因が存在するのではと推測されており、フォーラム上ではハード面での相性からBIOSとの関係性に至るまで様々な憶測と議論が行われています。
直近複数回のドライバーアップデートにわたって修正点として当該問題が挙げられているものの、ユーザーからは「解消した」「依然として発生している」と結果が分かれており完全解決にはまだほど遠い様子となっています。

なお、5000番台以外であれば「566.45 Hotfix」ないし「566.36 WHQL」が安定版とされていることから不具合に悩まされているならロールバックも一つの手ではあります。
原因が特定できない辺りなかなか気になるこのブラックスクリーン問題、いち早い原因の特定と解消を期待するばかりです。