
Firaxis Gamesは、2Kから販売中の『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』について、現地時間3月25日に配信予定のアップデート1.1.1について説明する映像を公開。プレイヤーからは厳しい声が寄せられており、Steam同時接続プレイヤー数では前作・前々作を下回っている状況から脱することができるかが注目されます。
UI改善や機能追加などのアップデート
公開された映像は現地時間3月25日に配信されるアップデート1.1.1についてクリエイティブディレクターが説明する内容。ハイライトとしてアップデート内容の一部を紹介するものであり、詳細な内容はアップデートの配信時に公開されるということです。
紹介されているのはリクエストが多かったというユニットのクイック移動機能、マップ生成時の開始位置オプションに「Standard」を追加、居住地と指揮官の名前変更、リスタートボタン、自然遺産「エベレスト山」などとなっています。
また記事執筆時点(3月25日)のSteamレビューが“賛否両論”となっている本作において不満点として多く挙げられているUIについてですが、その改善も同アップデートに含まれるとのこと。まとめての購入がやりやすくなる変更や、攻撃を受けた時の新しい通知、資源ツールチップの改善など複数項目にわたって手が加えられるようです。
Steam同接などでは厳しい状況

上記のように厳しい評価となっているSteamにおいては、同時接続プレイヤー数で見ても前作『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI』とは最大値で約8万人、現在値で約2万4千人と大きな差があり、前々作『シドマイヤーズ シヴィライゼーション V』にもわずかに届かない数字となっていることが確認(SteamDB)できます。
この度公開された映像へのコメントでは完成度の低さを批判するような厳しい内容のものがみられ、Steam上の映像公開予告に投稿されたコメントにもシリーズのファンだというプレイヤーから「“もう1ターン”の魔法がない」との厳しい意見が確認できます。
こうした状況であることから、アップデート1.1.1でUI改善などを実施した本作が評価やプレイヤー数の面で巻き返せるのかが注目されます。
『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチおよびWindows/Mac/Linux(Steam)、Windows(Epic Games Store)向けに販売中です。
¥7,700
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)