どのようなマイクロトランザクションを想定しているのかと問われたCliffy Bは、「正直に答えるならば、確かではないんだ、語ったり決断してしまうのはとても簡単だろうけどね」と返答。「Free-to-Playはゲームによって全く異なる意味合いを持つジャンルの1つだ。全てのモデルがZyngaや『Candy Crush』みたいなラスベガスメソッドのように思えてしまうけど、『League of Legends』や『Warframe』のように正しくやっている人たちも居る」と伝えています。
また「自分は今までFree-to-Playのゲームを発売してきたことはなかった。それがネクソンと共に歩んでいる多くの理由の1つだ」と語るCliffy B。「彼らはサーバー機構や世界的なピークを全種類のゲーマーたちに届けることが可能だ。そして"苦労して稼いだ君たちのお金をゆする"のではなくて、もっと"黙って俺の金を持っていけ"みたいなゲームへと我々を導いてくれる。だから我々は開発を続けていく中で実験して調整し、そして最も重要なこととして、ポジティブなゲームのコミュニティを構築していくだろう」とコメントし、F2Pのスタイルに関しては今後も模索していく方針であることを明らかにしました。
一方でCliffy Bは大まかな方針として「Free-to-Playは誰もがゲームに飛び込んでプレイすることができる。Pay-to-Winにはしないと決心している」とコメント。「ゲームが大好きでお金を一銭も払いたくないような1人のプレイヤーが、大金を支払って全てを持っている裕福な子供を倒すことができる。本作はそんなシューターになって欲しいと思っているからね」と解説しています。
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このほかにもRedditではいくつかの情報がCliffy B本人より明らかにされており、スクリーンショットやコンセプトアートがまだ登場していない件について同氏は、「現在我々は使用する技術に関して広い目で議論を重ねている」とまだ採用するゲームエンジンが決定していないことを示唆。一方で「私の前の従業員や古い仕事仲間たちは、我々がUnreal Engine 4について検討していることをとても喜んでいるよ」と報告し、UE4採用の可能性があることを伺わせました。
- ユーザー製作コンテンツ(UGC)のようなジャンルに関しては大ファンではあるものの、これに関しては早急ではなく徐々に対応していく必要があるとCliffy B。ユーザーが実際に少額の資金を支払いたいと思っているのなら、最低でもカスタムアリーナには対応するとのこと
- 『Titanfall』を例にしてCliffy Bはまだシューターには革新できる部分があるとコメント。ウォールランニングやダブルジャンプ、スマートピストルやメックを挙げ、アイアンサイトのレッドットよりも新たな考え方が現在FPSマーケットにて求められているものだと語った
- 当面は5v5のFFAルールがターゲットとされており、そのスタイルは『TF2』に近いとCliffy Bはコメント。一方でクラス制ではないのか、軽いクラスを導入するのか、個別の役割を特化するのかどうかはまだ未定
- 武器に関しては背景と歴史のある製造企業が登場する予定
- 『Blue Streak』はハイエンドなPC上で素晴らしい見た目を保持する必要があるが、同時に時代遅れのシステム上でも動作するよう考慮される予定
- ストーリーには重点を置いているが、伝統的な感覚ではない
- ゲームの外側から世界観を伝えるため実写ショートを季刊で作りたいと考えている
- PCは意見が生まれコミュニティが集まる場所だとするCliffy Bは、まず同作をPC向けに開発し、それ以外のプラットフォームに関しては後に検討することを明らかにしている
- Cliffy B本人はSteamを崇拝はしているが、『Blue Streak』がどのプラットフォームで配信されるかはNexon Americaによる