気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Hovgaard Games開発、PC(Windows/Mac)向けに3月11日に早期アクセスが開始されたビジネスライフシミュレーション『Big Ambitions』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ニューヨークをサンドボックスとするロールプレイングシミュレーション。経済的成功を目指してお店を経営したり、不動産投資をしたりと、様々なビジネスに挑戦していきます。記事執筆時点では日本語未対応。
『Big Ambitions』は、2,576円で早期アクセス配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
JonasHovgaard Gamesの創設者、Jonasです。5人で活動している小さなスタジオです(でも現在拡大中です)。私が一番好きなゲームは『ウルティマオンライン』と『シムシティ3000』ですが、たぶん懐かしさゆえでしょうね。最近では『Stranded: Alien Dawn』をたくさんプレイしています。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Jonas本作は、私の個人的な夢のゲームコンセプトです。子供の頃からこういうのをプレイしたいと思っていましたし、なぜ誰も作らないのかわかりませんでした。
――本作の特徴を教えてください。
Jonas本作では、今までにないジャンルを組み合わせた、ユニークなサンドボックス体験ができます。開発チームは細部にまでこだわり、プレイヤーが夢を見ているような気持ちでこのバーチャルワールドに没入できるよう、全力を尽くしています。
――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Jonas狭い世界から抜け出し、起業家やビジネスオーナーになる、という夢を追い求めたことのあるすべての人ですね。
――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?
Jonas私たちは長い目で見ており、販売数がサポートできる限り、早期アクセスを続けていくつもりです。本作には無限のポテンシャルがあり、プレイヤーの皆さんたちも私たちのビジョンに共感してくれているようです。何もお約束はできませんが、何年間も早期アクセスのままであることは容易に想像できます。今はまだ始まりに過ぎないのです。
――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。
Jonas間違いなく正しい判断でした。すでに新しいコンテンツについて、本当に素晴らしい提案を驚くほどたくさんいただいています。実装するのが待ち遠しいです。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Jonasたくさんありますよ。ゲームなら『Capitalism』『ザ・シムズ』『グランド・セフト・オート』、そして昔の『Rags to Riches』。映画では、「ウォール街」や「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」から影響を受けました。
――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?
Jonasもちろんです。すでに日本語は50%以上完了しています。私たちはLocalizorというコミュニティ翻訳を使用していますよ。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Jonasまったくありませんでした。私たちは100%リモートで、国境を越えて仕事をしています。世界中に開発メンバーがいるのです。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Jonasはい、もちろんです!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Jonas実は、私たちは日本のプレイヤー数が増えることをとても期待しています。DLCでは新しい都市をリリースする予定ですが、いつかは東京を作りたいと思っています!
――ありがとうございました。
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
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