
IO Interactive開発のクライムアクション、Kane & Lynch 2: Dog Days。今回新たなスクリーンショットとともに、いくつかプレビューが上がってきました。Co-opアクションとして完成度を高めた本作の魅力を簡単にご紹介。特徴となる“新たなビジュアル体験”についても判明しました。
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■プレゼンテーション
ケインがメインだった前作Dead Menに代わり、今回のシングルプレイはリンチがメイン。Dog Daysでは、カメラクルーがリンチの後ろにいるかのようなカメラワークを採用。プレイヤーの動きに応じてカメラが揺れたり、焦点がぼやけたりする。近くで爆発が起こった場合、元に戻るまで数秒かかるほど画面が激しく歪む。

■ゲームプレイ
今回の舞台は上海。ゲームはストーリーメインのリニア型で、複数のルート、様々な方法での攻略が可能。カバーアクション、ヒューマンシールドといったTPSならではの要素。また消火器を撃って爆発を起こしたりといった環境を利用した戦い方もできる。“Down-not-dead”と呼ばれる機能で、プレイヤーはダウンしても様々な方法で復活可能。敵も同じ能力を持っている。


■マルチプレイ
本作ではオフラインだけでなく、オンラインでもリンチとケインでCo-opプレイ可能。別々のルートで進む戦術的オプションや、大きなドアの破壊や壁を越えるといった協力アクションもある。マルチプレイではCo-opベースの8人対戦など、多くのユニークなモードを用意。

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注目はカメラワーク。映像を見るまでは想像の範囲を出ませんが、手持ちカメラの動画のような雰囲気が味わえるのでは(“YouTube風”なんて言い方もされています)。開発のIOは、新たなビジュアル体験に関して「リアルを感じるために、写実的である必要はない」と語っており、本作が美麗さを追求するゲームと一線を画すことを強調しています。
ちなみに“Dog”には「友人, ダチ」といった意味があり、“Dog Days”は「夏の暑い日」という意味。本作の季節が夏かどうかは分かりませんが(画像を見る限り暑そうです)、上海を舞台とした“Dog”たちのアツい日々を見ることができそう。Kane & Lynch 2: Dog Daysは、PC、PS3、Xbox 360で2010年発売予定です。(ソース: Dtoid, VG247_1, _2)
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