E3 2011にて公開されたトレイラー
2010年のE3で発表され、現在水面下にて開発が進行中のKinect対応タイトル『Ryse』。リリース時期やゲームシステムなど大きな情報がなかなか聞こえてこない本作ですが、同作の製作を務めるCrytekが開発の進行状況について明らかにしています。CrytekのCevat Yerli氏が海外サイトEurogamerに対し明らかにしました。
「開発チームはシフトしたが、みなが予想しているような理由では無い」と、Yerli氏はチームに大きな変化があったことを告白。ただしその理由は開発が上手く進んでいないからでは無く、Budapestスタジオをよりモバイルやタブレット向けタイトルにフォーカスさせるという方針転換(リダイレクション)によるものだと同氏は説明しました。Yerli氏は実際に、Budapestスタジオが今年春にiOS向けタイトル『Fibble』をリリースしていることを例として挙げています。
肝心の『Ryse』については、「ゲームは本当に上手くいっている。これについては話すことができない」とYerli氏はコメント。
また昨年12月、元スタッフのLinked In職歴ページから『Ryse』が次世代機向けにシフトしたのではないかという噂が海外で浮上していましたが、この件についてYerli氏は「知らない」と返答。「現在もMicrosoftとは仕事を行なっており、当然我々はプラットフォームを変えることはできない。だがもしMicrosoft内部でという意味なら、私にはコメントできないね」との発言を残しています。
(ソース: Eurogamer)
※UPDATE: 文中の誤字を修正しました。「誤字ですよ、全員集合〜」さんご指摘ありがとうございます。
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