先日のNintendo Directで詳細が明らかになったニンテンドーネットワークIDは、ニンテンドーeショップやMiiverseといった、Wii Uの新機能を最大限に生かすために必要なIDとなります。また、このIDを取得することで、将来的にはPCやスマートフォンとも連携可能になるので、おそらくほとんどの方が取得されるのではないかと思われます。
ところが、アメリカのユーザーの報告によると、ID登録の際に表示される最初の文章で「未成年(18歳未満)のユーザーは親(もしくはそれに準じる保護者)の承認が必須」だということが明記されているそうです。ここで生年月日を入力し、18歳未満の場合には強制的にペアレンタルコントロールが機能し、パスワードを入力しないと登録が続行できなくなります。
さらにペアレンタルコントロールの設定を終了すると、50セント(=0.5ドル、日本円で約40円)のクレジットカード決済が要求されます。この料金は1回きりで、海外サイトに掲載中の写真には「今回のみ発生する0.5ドルは、両親もしくは保護者の承認を得られているかを確認するためにクレジットカードに請求されるものです」と表記されています。意図としては、ほとんどの未成年者が持たないクレジットカードで決済が可能だということは、すなわち親がネットワーク利用を承認しているということになるからではないかと考えられています。
ちなみに、親がペアレンタルコントロールのパスワードをちゃんと設定していない場合、嘘の生年月日を入力した場合にはそのまま登録可能だということです。ただ、一度登録したIDの生年月日は変更不能だということが日本の公式Q&Aにて明らかになっています。
今のところ、米任天堂のホームページなどではこの件について詳しい説明などありませんでした。また、クレジットカード普及率の違いなど、文化的な背景も異なる日本ではどのような扱いになるのか、注目が集まります。




(ソース: kotaku)
※UPDATE: 記事タイトルおよび本文の一部を訂正しました。コメントでのご指摘ありがとうございました。
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