先週『Wildman』のKickstarterを開始し、新作へ向け新たな一歩を踏み出すかに見えた米国の開発スタジオGas Powerd Gamesにて、非常に大規模なレイオフが行われたことが明らかとなりました。
Kotakuが複数のソースから情報を得て報道した今回のレイオフニュースは、後にCEOのChris Taylor氏が事実であると告白。公式WebサイトではGas Powerd Gamesの従業員は60人以上の規模であるとされていますが、Taylor氏が海外サイトJoystiqに語ったところによれば、その3分の2にあたる約40人ものスタッフが今回レイオフの対象になったそうです。またKotakuに登場した1人の情報提供者は、現在スタジオにはCEOのTaylor氏と1、2名のスタッフしか残っていないとの情報も伝えています。
またTyler氏は現在資金を集めている際中の『Wildman』Kickstarterページにて動画を投稿。もしKickstarterを行わなず失敗していれば今回スタジオは完全に閉鎖されていただろうと明らかにしたものの、一方で大規模なレイオフを実施しなければならない状態に至ったことについて「私の決定には意味が無かった」ともコメント。Kickstarterをこのまま続けて開発者達を呼び戻すべきか、それとも終了すべきかどうかについては非常に苦悩している様子で、投資者やファンに向けどうすれば良いかと質問を投げかけています。
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Gas Powerd Gamesは1998年に設立され、『Dungeon Siege』や『Superme Commander』シリーズ、『Demigod』などの開発を担当。Kickstarter中の『Wildman』の目標額は110万ドルで、現在約18万ドルを獲得した状態で27日を残しています。
(ソース: Kotaku)
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