マイクロソフトのブースにはForza Motorsport 5の試遊機が用意され、アウディのルマンカー『R18 e-tron』、フェラーリ『F12ベルリネッタ』、マクラーレン『P1』、フォード『フォーカスST』、メルセデスベンツ『300SL』といったマシンで楽しめるようになっていた。
実際にフェラーリ『F12ベルリネッタ』でプレイをしてみたが、マシンを選択するとゲームのローディングが始まり、ローディング中は美しいグラフィックにより様々な角度から車が映し出される。しかし、試遊機は開発中のものであるためなのか読み込み時間の長さが少し気になった。
試遊機で試せるコースは、米カルフォルニアの「ラグナ・セカ」が用意されていて、ゲームのモードに関しては、イージーからプロフェッショナルなど、様々にカスタマイズが可能。
読み込みが終わりラグナ・セカのサーキットが映し出されると、ハードが進化しているのでグラフィックの精細さは当然進化していた。コースの風景や車内のインテリアにも奥行き感があって、この画面を見慣れると旧世代のゲーム画面が急に古くさく感じてしまうかもしれない。
実際にプレイしてみた操作感としては、エンジン音のリアリティやシフトアップ時にクラッチが切れたり繋がったりするようすなど、車種ごとに異なる車の個性をよく表現している。
また、ブレーキング時に車両の挙動が不安定になる感覚や、タイヤから伝わる路面状況など、主に音や振動といった、人間が感じている五感、レーサーが速く走るために必要とする情報の量が増えている感じがした。
残念なのはゲームパッドでこのゲームを試さればならないことだ。オールドタイプな人間にとっては、ステアリングにアクセルとブレーキがないと車を操作している感覚になれない。
次世代機ではブレーキにもフィードバック機能が付くのか気になるが、まずは、このゲームの良さを表現できるステアリングコントローラーの登場を望みたいところ。
【gamescom 2013】次世代機の最新レースゲームをチェック…Forza Motorsport 5
《Game*Spark》特集
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