新たに公開された公式サイト上の商品ページでは、Pistonがコントローラーでもキーボード&マウスでも遊べるゲーム目的よりの小型コンソールであることが改めて強調されており、複数のゲームがプリロードされ、3画面出力にも対応していることなどが明らかにされています。当初はHDD容量が異なる3モデルが展開されていたPistonですが、現在では128GB SSDモデルが999ドルにて公式サイトより購入可能です。
かつてValveからの出資を受け開発が進められていたPistonですが、先日発表されたSteam OSの搭載に関してはプレスリリース内のFAQにて「質問に答えるには少し早すぎるだろう」とコメント。「ただSteam OSの発表ページによればSteam OSは全てのリビングルームマシンで動作すると記されている。だからSteamOSはPistonコンソールでも動作するだろうが、SteamOSが利用可能になるまではこの件については待たなければならない」と記載されています。
また先日発表されたSteam BoxもといSteam Machinesとの関連についても同様にFAQ内で触れられており、今後もSteam Machinesでは無くSteamに対応した小型PCとして独自路線を歩んで行くことを強調しています。
- 「Xi3はPistonコンソールを”Steam Box”と明言したことは無く、特にSteam Boxが現れたという表現はValveでは無くジャーナリストにより作られたものだ。ただ明確化しておくと、Steamはインターネット接続とSteamアカウントがあればWindowsでもLinuxでも利用できるWebベースのプラットフォームで、Pistonコンソールの所有者はSteamにアクセスしゲームをプレイすることが出来る。そういう意味では、Pistonは商業的に初めて利用可能になるSteam Boxと捉えることも出来るかもしれない」